International Professional University
of Technology in Tokyo
教員紹介
Faculty member
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メッセージ
IoTはバズワードかも知れません。大人たちがそれぞれ異なる「思い」で使っているようです。しかし、誰であっても「いろいろなモノ(Things)がネットワークを介してつながる」ことは共通していると思います。
東京国際工科専門職大学の学生には、IoTについての疑問、「モノってセンサからのデータのことですか?それとも家電などのことですか?」に始まり、「データはネットワーク上をどうやって伝わるのですか?コンピュータの中でどう処理されるのですか?」を通じて、「アプリケーションやサービスってどうやって動いているのですか?」ということまでに、自分なりの説明ができる人になってもらいたいと考えています。
また、「これを身につければ一生モノ!」などというものは今の世の中にはないので、常に最新の技術をキャッチアップできる人になってもらいたいとも考えています。
専門分野
- 分散システム
- サービスコンピューティング
- P2P
- IoT
担当科目
- 「IoTデバイスプログラミングⅡ」(2年後期)
- 「デバイス・ネットワーク」(2年後期)
- 「IoTデバイスプログラミングⅢ」(3年前期)
- 「ソフトウェアシステム開発」(3年前期)
- 「卒業研究制作」(4年通年)
2年後期の学生実習風景
プロフィール
東京大学大学院 理学系研究科 情報科学専攻修士課程 修了。早稲田大学大学院 情報生産システム研究科 博士課程 修了。博士(工学)。日本電信電話株式会社(NTT)において分散コンピューティング環境とその応用についての研究に従事。総務省「ユビキタスネットワーク技術の研究開発」「ユビキタス・プラットフォーム技術の研究開発」等プロジェクトに参加。「IoT」社会の実現に早くから貢献している。マサチューセッツ工科大学 コンピュータ科学研究所 客員研究員、情報通信研究機構 特別研究員として産官学連携型研究開発に携わる。IEEE、情報処理学会、電子情報通信学会各正員。電子情報通信学会学術奨励賞受賞。
所属学会・協会・団体等
- IEEE
- 情報処理学会
- 電子情報通信学会
代表的な論文・著作名・作品名
- Ryohei Banno, Susumu Takeuchi, Michiharu Takemoto, Tetsuo Kawano, Takashi Kambayashi, and Masato Matsuo, “Designing Overlay Networks for Handling Exhaust Data in a Distributed Topic-based Pub/Sub Architecture,” IPSJ JIP (Journal of Information Processing, Information Processing Society of Japan), vol.23, no.2, pp.105-116, Mar. 2015. (論文賞受賞)
- Ryohei Banno, Tomoyuki Fujino, Susumu Takeuchi, and Michiharu Takemoto, “SFB: a Scalable Method for Handling Range Queries on Skip Graphs”, IEICE Communications Express, vol.4, no.1, pp.14-19, Jan. 2015 (特選論文選出)
- 竹内 亨,坂野 遼平,馬越 健治,兼村 厚範,川鍋 一晃,川野 哲生,神林 隆,武本 充治,松尾 真人,柿沼 隆馬,“エージェントベース分散処理基盤の提案とBMI応用サービスへの適用による評価,”情報処理学会論文誌,vol.55, no.2, pp.681-694, 2014年2月
- 清野 浩一,松井 進,江崎 浩,中村 俊郎,下條 真司,武本 充治,“ユビキタスネットワーク認証・エージェント技術(UAA),” 電子情報通信学会誌,vol. 91, no. 7, pp. 583-594, 2008年7月
- Michiharu Takemoto, Hiroshi Sunaga, Ken-ichiro Tanaka, H. Matsumura, E. Shinohara, “The Ubiquitous Service-Oriented Network (USON) - An Approach for a Ubiquitous World based on P2P Technology,” Proceedings of IEEE International Conference on Peer-to-Peer Computing (P2P), Linkoping, Sweden, Sep. 7, 2002 (Invited Talk)