5Gを使った未来社会のビジネスアイデアのコンテストで、学生が「大阪シティ信用金庫賞」を受賞
大阪市が大阪・関西万博への一環として推進する、5G(第5世代移動通信システム)を使った未来社会のビジネスサービスのアイデアを募集するコンテスト「5G X Impact~ビジネスアイデアコンテスト2022」の学生部門において、情報工学科1年生のチームが受賞しました。
工科学部 情報工学科 1年
高橋和輝さん、コウ レキトウさん、中村帆稀さん、矢谷亮さん
テクノロジーを駆使して社会課題を解決するデジタル人材を育成する本学では、5Gなどの様々な技術の進化を見据え、産業界や社会と連携した実践教育を行っています。
今回受賞したチームは、看護師の方々からのアンケートをもとに負担の大きなナースコールに関する業務の効率化を目指し、5Gを使った新たなナースコールのサービスを提案しました。9月14日のファイナリストによる最終選考では上級生が多い中、公衆5Gに比べ高い安定性と高いセキュリティーをもつローカル5Gを活用してこの社会問題を解決する手法が評価され、学生部門2位となり、また大阪シティ信用金庫賞を受賞しました。
本賞の受賞者には、大阪シティ信用金庫より、SDGs(持続可能な開発目標)の考えに基づいた取り組みのうち、目標8(働きがいも 経済成長も)および目標9(産業と技術革新の基盤をつくろう)に寄与するものとして、事業化に向けた個別の伴走サポートや、新たな製品・サービスの創出に向けた支援が行われます。
発表の様子
質疑応答
受賞写真
味戸教授に受賞後の報告
※撮影時のみマスクを外しました。
受賞後の学生コメント
今回の受賞は率直に嬉しいという気持ちでいっぱいです。他の大学の参加者は上級生だったので、受賞できるとは思っていませんでしたが、自分たちの発表を評価してもらったことに感謝しています。
今回のコンテストの選考締め切りが学期末だったため、課題の提出やテスト勉強との両立が非常に辛かったです。また、選考資料の作成が深夜に及んだ日もあり眠気との戦いでしたが、デザインエンジニアリング概論の科目で同じチームを組んでいた仲間も多く、お互い支え合い、頑張ることができました。
受賞後、最初に報告した人はクラス担任の味戸先生です。発表前にはリハーサルや、質疑応答のアドバイスをいただいていたので、とても感謝しています。
あと、サークルの先輩にも資料を見てもらい多くのアドバイスをいただきました。僕たちが所属しているサークルはコンテストに出ることを目的にしていて、総勢40名程度が所属しています。これからどんどんコンテストに挑戦し、今後もブラッシュアップしていきたいです。そしてもっと新入生を巻き込み、次は優勝を狙いたいです。