学生向けビジネスコンテスト「Winter KING 2022」において、本学学生が所属するチームが優勝しました
日本最大級の学生向けビジネスコンテスト運営団体【Business Contest KING 実行委員会】(※)が、2022年12月10日(土)・12月11日(日)に行った「Winter KING 2022」において、情報工学科AI戦略コース2年の木口佳南さんが所属するチームが優勝しました。
東京大学に拠点を置く1996年に設立された学生団体であり、日本で初めてビジネスコンテストを開催しました。毎年9月には日本で最大級の学生向けビジネスコンテストを開催しています。
今回のビジネスコンテスト「Winter KING 2022」は、全国から将来のビジネスリーダーとなりうる高校生以上の学生が約60名集まり、チームに分かれ2日間の日程で開催されました。
今回のテーマは、「自分たちが進みたい、あるいは興味のある業界における課題をAIを用いて解決するビジネスプランを提案せよ」。木口さんが所属するチームは、【学校に行けていない中高生の勉強を、AIを活用して後押しするプラン】を立てました。
最初にプランニングの核である「ケース(ビジネスプランのテーマ)発表」を行い、そのあとビジネスの種となる課題を見つけ「プランニング」し、事業計画書とスライド作成を行いました。最終日には「予選審査」を行い、それを勝ち抜いたチームが「決勝審査」に進み、審査員の前でプレゼンを行いました。審査員から鋭い指摘もありましたが、見事優勝することができ、嬉しさもひとしおです。
今回のビジネスコンテストを経て課題発見力・解決力、仮説検証力を磨き、深い思考を通じて、成長することができました。
受賞の感想
2年 木口佳南さん
私は、この受賞を非常に嬉しく思っております。なぜなら、今回のビジネスプランは、私の過去の苦しかった経験を、今自身が専攻しているAIでポジティブに解決するものだったからです。このビジネスプランを考える際には、チームメンバーが私の経験を親身になって聞いてくれたため、本当に感謝しかありません。
今回優勝することができたポイントは、3つあると私は考えています。
●2つ目は、AIを利用する必要性を明確にし、実現可能性が高いことを示すことができたことです。私は、本学で学んだAIに関する知見を活かして整合性のあるAIサービスを考案することができたため、AI専攻の学生が少ないこのビジネスコンテストにおいては、私の持つ知識や経験は大きなアドバンテージになったと考えます。
●3つ目は、メンバー全員が自分達のビジネスプランに自信を持ち、力強いプレゼンを行うことができたことです。チームは全員初対面にも関わらず、私たちは全員本気で議論し、最後には高いチームワークを築くことができたため、より説得力のあるプレゼンへと繋がったと考えています。
今回は、普段関わることのない他大学の様々な学生と議論を交わすことができたため、自分にとって非常に刺激的な経験となりました。短い時間で1からビジネスを考えるのは難しかったですが、普段触れることのない様々な視点からビジネスにアプローチすることは、非常に楽しかったです。
私はビジネスコンテスト出場サークルの代表を務めているため、今回の経験をメンバーにも広めて良い刺激とし、今後別のコンテストでも良い結果を残せるよう尽力していきたいと思います。
また、引き続きAIを用いて様々な課題を高精度で解決できる人材として躍進できるよう、本学でAIに本気で向き合っていきたいと思います。
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