2023.04.11
産学連携の「企業内実習」で学生が制作! 新感覚の音声ARコンテンツがスマホアプリ「Locatone™(ロケトーン)」で配信スタート
東海で唯一の「ICT・デジタルコンテンツ」分野の新しい大学である「名古屋国際工科専門職大学」は、デジタル人材を育成しています。このたび、産業界と連携して行う企業内実習「臨地実務実習」において、ソニー株式会社が開発するSound AR™サービス「Locatone™(ロケトーン)」内のデジタルコンテンツを本学の学生が開発・制作しました。
Locatone(ロケトーン)は、ソニーが開発したSound AR(現実世界に仮想世界の音が混ざり合う新感覚の音響体験)を楽しむためのサービスです。
ツアーを開始し、マップ上にある特定のスポットを訪れると、位置情報に連動して自動的に音声や音楽が聞こえてきます。
音を聴きながら街をめぐることで、街の新しい魅力や楽しみ方を発見することができます。
※「Sound AR」および「Locatone」はソニーグループ株式会社またはその関連会社の商標です。
今回、学生たちは栄・久屋大通公園を舞台に音声AR を活用したデジタルコンテンツの開発・制作に取り組み、制作されたコンテンツは、アプリ内の「名古屋国際工科専門職大学」チャンネルにて配信されています。
【学生が開発・制作した配信中のコンテンツ】※学年は制作時(2022年度)
・デジタルエンタテインメント学科 ゲームプロデュースコース 2年 宮崎 陽路
「バグだらけのARゲームからの脱出」
・デジタルエンタテインメント学科 CGアニメーションコース 2年 石田 匡佑貴
「フラっと知ろう栄」
・デジタルエンタテインメント学科 CGアニメーションコース 2年 永田 亜偉斗
「改造少女の休日」
・デジタルエンタテインメント学科 ゲームプロデュースコース 2年 金子 大輝
「テレパシーハント」
・デジタルエンタテインメント学科 ゲームプロデュースコース 2年 藤井 星陽
「コスプレイヤーとデートしたい!」
◆名古屋国際工科専門職大学「臨地実務実習」
専門職大学の特長の一つである600時間以上をかけて行われる企業内実習です。実践的な実習を重視したカリキュラムにより、高度な知識と技能を備えた職業人材の育成を実現します。
本学では、2年次から4年次のカリキュラムとして設置する「臨地実務実習」を企業と大学との共創プロジェクトと位置付け、企業の課題(デジタル人材の育成やUX向上、既存のプロジェクト管理等に関する課題など)に対し、「AI、IoT、ロボット、ゲーム、CG」の5つの分野を活かし組み合わせたソリューションを提供します。
例えばDXの実務導入におけるプロトタイピングやCG動画技術による広報・送品説明方法のソリューション提案などです。この実習を通じ、東海地方での企業内DX改革を推進し、同時にデジタル技術を活用した問題解決ができる高度職業人材を育成します。