企業参加の就職イベント、デジタルエンタテインメント学科の学生作品講評会(IPUT DEX)を開催
デジタルエンタテインメント学科3年の学生たちが制作した作品を対象に、「IPUT DEX(=IPUT Digital Entertainment Exhibition:作品講評会)」を開催しました。
※2023年度に実施。
「IPUT DEX」は、企業の採用担当者や技術者の方々に学生作品を見ていただく就職イベントです。
株式会社セガ、株式会社バンダイナムコスタジオ、株式会社白組、株式会社バイキングなど、約50社の企業が参加されました。
学生にとっては自身の作品や技術力を企業の方へ直接アピールできる場です。作品とともに自己紹介の動画をつくったり、自身の技術力の高さを説明するポスターを制作したりするなどしてアピールします。
就職活動が本格化していく3年生にとって、実際に採用を担当している方や技術のプロフェッショナルの方々から、実務目線でアドバイスをいただける貴重な機会です。技術力が評価されたり、人間性や将来性に魅力を感じていただけたりして、企業から直接スカウトを受け採用面接に呼ばれることもあります。
また、当日の受付や誘導は2年生の学生の皆さんが担当しました。2年生にとっても、来年から始まる就職活動に向けてどのように準備をするべきかを学べる大切な機会になったようです。
産業界と連携した実践的なカリキュラムのもと、学生たちはそれぞれの目標や夢の実現に向けて成長を続けます。
参加した学生の感想
金内謙典さん
★特に印象に残ったことや興味深かったことは?
企業の採用担当者の方と直接お会いしてお話をする機会はなかなか無いので、大変貴重な時間でした。
★身についたことや成長を感じたことは?
多くの企業の方に自分の作品を見ていただき、アドバイスをいただいたことで短時間ではありますが、成長できました。
企業の方との会話を通じて、新たな考えが生まれたり、初対面である企業の方に自分を理解してもらうためには、どのような説明をするべきかを学べたりすることができました。
★もっと〇〇すれば・しておけばよかったことは?
私はインフラエンジニアを志望しているのですが、周りで同じ職業を目指している学生がいないため、魅力的な作品の見せ方を考えるのに苦戦しました。制作したポスターでは、自分の良さが伝わりにくいものになってしまったと感じています。。何を伝えたいのかを具体的に書きだし、その内容に沿ったレイアウトを構成することが必要であると学びになりました。
★学内での学びやカリキュラムや先生からのアドバイスで、今回活かせたことは?
「臨地実務実習」で修得した全てのノウハウを今回の出展に活かすことができました。実習先の社員の方々が熱心に教えてくださった知識は、今回の出展だけでなく今後も作品づくりや技術力向上にも活かせると考えています。そのような実習先に行けたのはありがたいことですし、実習先である株式会社 白組の皆さまに心から感謝しています。
高橋瑠渚さん
★特に印象に残ったことや興味深かったことは?
企業の方のポートフォリオや作品に対する分析・アドバイスが全て的確で、大変勉強になりました。また、それぞれの企業が選考時に何を重視しているのかをはっきりと教えてくださることが多く、一般的な就職活動では知りえない情報を得ることができたのは大きな成果でした。
講評会が終わった後に、働き方に共感した企業の方と直接メールでやり取りすることができ、興味がある企業といち早く繋がりを持つことができました。
★身についたことや成長を感じたことは?
今回の講評会の準備を通して、自分が将来実現させたいことを見つめ直し、それを実現させるためにこれまでやってきたことを整理して、わかりやすく相手に説明する力が身につきました。また、企業の採用担当者の方に自分を売り込むというめったにない機会なので、自分から声をかける積極性や、自分の良さをアピールする力を磨くこともできました。
★もっと〇〇すれば・しておけばよかったことは?
講評会の最初の方は、限られた時間の中で自分の技術力や作品の良さについて上手に伝えることができませんでした。後半になるに連れてポイントを抑えたプレゼンができるようになりましたが、準備の段階で短時間で相手に要点を伝える練習をしたり、一目見て内容を把握できるようなポスターを製作したりするなど、発表ももっと工夫していればよかったと思います。
★学内での学びやカリキュラムや先生からのアドバイスで、今回活かせたことは?
講評会の準備をするにあたって、先生に「作品講評会ではとにかく手触りが第一」とアドバイスをいただいていたので、試遊データのブラッシュアップは手触りに集中させました。その結果、試遊した方から狙い通りのポイントで好反応をいただけました。