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研究・社会連携
2024.08.01
ノジマグループ約1,000名の新人研修をはじめとするAI評価システムの共同開発を開始
大阪国際工科専門職大学と東京国際工科専門職大学は、株式会社ノジマと、そのグループ会社で企業教育研修コンサルティングを展開する株式会社ヒューマン・アビリティ・デベロップメント(以下、HuAd)との産学連携プロジェクトとして、ノジマグループ約1,000名の新人研修をはじめとする研修受講者のAI評価システムの共同開発を開始したことをお知らせします。
本プロジェクトは、両大学のデジタル技術開発力・AI領域への知見と、HuAdが持つ企業教育研修におけるノウハウや実績によって、属人的な評価に偏ってしまいがちな人材研修における課題を解決し、両者のシナジーによって人材育成という市場に新たな価値を提供することを目指します。
学生とともに開発を担当するのは、日本IBMにおいてThinkPad PCの開発ほか、さまざまなシステム開発に関わり、国内外で97件の特許を取得している上條浩一教授(東京国際工科専門職大学 工科学部・情報工学科 AI戦略コース)をはじめとする、AIやIoTの分野でエキスパートとして活躍してきた指導陣です。
2024年6月より、週2回(合計30日間分程度)、実習形式のインターンシップが実施されており、研修内容のヒアリングや開発を進める予定です。今後は、学会での発表や卒業研究制作としての発表も検討中で、完成は2027年頃を予定しています。
株式会社ヒューマン・アビリティ・デベロップメント
代表取締役 木暮 裕司氏コメント
多くの研修では、人材育成の成果を数値化することが非常に難しく、客観的な指標の設定が大きな課題となっていました。しかし、このたび東京国際工科専門職大学と大阪国際工科専門職大学様との共同開発により、その解決の糸口が見えてきました。これは、両大学の画像認識、音声認識分野における高度な専門性と、プロジェクトに参加する学生さんの熱意のおかげです。深く感謝申し上げます。