好きなことだからこそ頑張れる! 大学の学びが社会に直結するのを実感
■内定先
株式会社サイバーコネクトツー
世界中にファンを持つゲームソフトの企画・開発を行う制作会社。主にPlayStation 5やPC(Steam)といったハイエンドプラットフォーム向けのゲームソフトを企画・開発している。特にこだわりを持って制作した映像演出・アクションは、国内外から高い評価を得ている。近年はゲームパブリッシング事業も展開するほか、マンガ、アニメーションなどの幅広いエンターテインメントコンテンツを積極的に発信中。
■配属先・職種等
プロジェクトマネージメント/制作進行職
好きなことだからこそ頑張れる! 大学の学びが社会に直結するのを実感
・アニメやゲームが好きでデジタルエンタテインメント学科を選択
・グループワークや企業インターンシップなど、大学の学びがそのまま社会で活かせることを実感
・インターンシップ先に内定。プロダクトマネージメント/制作進行職として最高のモノづくり環境をつくりたい
大学での学びについて
Q. 本学を知ったきっかけと、入学の決め手を教えてください。
きっかけは母がこの大学の広告を見つけて私に紹介してくれたことです。最終的に私立文系の経営学部とこの大学に受かったのですが、親が「普通の大学に行って4年間ぼんやりと過ごすより、好きなことをやったほうが頑張れるんじゃない?」と言ってくれ、この大学への入学を決めました。
もともとアニメ・ゲームが好きだったので迷わずデジタルエンタテインメント学科を選びました。
Q. 本学で学んで良かったことや成長したこと、印象に残っていることは?
この大学で学んで良かったことは、自分が大学で勉強してきたことが社会に出た時にどう活かされるかがわかったことです。ゲームをつくる上では、数学や物理が漠然と必要だということを知ってはいたものの、それが具体的にどう使われるのかを知ることができて、勉強するモチベーションになりました。目的が分からずに勉強していたころよりも勉強が好きになって、そのことが自分にとって成長かと思います。
Q. 企業との取り組みや、企業インターンシップはどうでしたか?
企業インターンシップの「臨地実務実習」では、タスクの進捗状況の管理、ミーティングのセッティング、アジェンダ・事前資料の準備、会議の進行、議事録の作成を行いました。タスクの進捗状況の管理については、数字やデータを見て進捗が振るっていないところや不正なデータ入力がないかなどの分析力が身についたと思います。また、ミーティングのセッティングや、アジェンダ・事前資料の準備では、会議のための事前準備力が、会議の進行・議事録の作成では、ファシリテーション能力や情報処理能力、見やすいドキュメントを作成する能力などが身についたと思います。
Q. 先生、友人はどんな存在ですか?
この大学でできた友人と呼べる人たちとは、実はほとんど遊んだことがありません。というのもゲーム制作やグループワークの中で仲良くなった友人が多いからです。どんな存在かといわれると感覚としては戦友という言葉が近いように思います。また、先生については直接的にこうすれば良いという風に導いてくれる存在ではなくて、こういう道もあるということを示してくれる存在のように感じています。
就職活動・内定について
Q. 就職活動はどうでしたか?
この大学のカリキュラムではグループワークで何かを行う機会が多く設定されていて、そこで話し合いの仕方や、企画の作り方、話し合いの後の進め方を学びました。その上で、インターンなどで実際の企業で業務をさせていただいた際に、グループワークで身についた技術がそのまま使えるということが実感できました。私は、ありがたいことに、インターンをさせていただいた企業にそのまま内定をいただくことができたので、おそらくそういったことが就職活動に優位に働いたと感じています。
キャリアサポートセンターが自分のことを考えるきっかけをくれたと思います。就職活動をする上で「自分が人生において大事にしている軸」や、「自分の強みは何か?自分の強みを活かすにはどうしたらいいか?」を考えることは希望する進路を選ぶ際に非常に重要なことだと思います。そういったきっかけをくれたのはキャリアガイダンスだったと思います。
Q. 内定につながった自分の強みは何だと思いますか?
責任感と真面目さ、向上心が自分の強みだと思います。自分が関わるプロジェクトについては常に高い目標を持って、誰よりも積極的に取り組んできました。
内定が決まった時は、自分としては社会に出るうえでまだまだ足りない部分があると思っていた中で内定が決まったので、「こんな自分でも取ってくれる会社があって良かった」でした。ただ、それなりに大学生活の中で努力してきた自負もあったので、ようやく一つ報われたような気持にもなりました。
Q. 将来の夢や目標は?
内定先の企業で挑戦したいことは、管理業務の効率化とプロジェクトのプロセス改善です。プロジェクトマネージメント職の日常の業務として進捗管理業務があるのですが、その業務をプログラマ出身として効率化できるところを効率化して担当する業務に割く時間を減らしたいです。そして、その分空いた時間を使ってプロジェクト内で発生している問題の解決や、改善できるプロセスを見直して、クリエイターが最高のモノづくりをできる環境を提供したいです。
また、将来の夢は夏休みが30日間ある会社をつくることです。私は、「子供には夏休みがあるのに、なぜ大人には夏休みがないのか?」ということをずっと疑問に感じています。子供よりたくさん遊ぶ方法を知っていて、規模も大きいことができるのに、まとまった休みが取りづらいのはなぜなのだろうと思っています。プロジェクトマネージメント職として予算管理やプロジェクトの保守を身につけた暁には夏休みが30日ある会社をつくりたいと思っています。
メッセージ
Q. 入学する皆さんや後輩の皆さんへ伝えたいことは?
この大学に入ることは始まりにすぎません。この大学に入ったからといって、勝手に自分のなりたいものに近づけるわけではありません。自分の頭で考えて、動いて、自分のなりたいものに近づく努力を日々絶やさないでください。そうすれば、きっと自分のなりたいものになれるはずです。
Q. 最後に、本学の特長をひと言(短い言葉)で表すとしたら?
自分で考えて、自分で創る。
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