希望通り、ソフトバンクのグループ企業でAIを活かせる仕事に!
■内定先
SBテクノロジー株式会社
ソフトバンクのグループでICTサービスにおける中核企業として、クラウドやセキュリティ、データ・AIなどのソリューションを活用し、DX支援や新たなビジネス創出を推進。
■配属先・職種等
プロフェッショナルエンジニアコース(AIエンジニア)
希望通り、ソフトバンクのグループ企業でAIを活かせる仕事に!
・ソフトバンクのロボット「Pepper」からAIへの関心が高まり、「AI戦略コース」一択で入学
・企業インターンシップの経験やキャリアサポートセンターの全面サポートが就職活動での強みに
・希望通りソフトバンクのグループ企業に内定が決まり、将来は最前線で活躍するAIエンジニアになりたい
大学での学びについて
Q. 本学を知ったきっかけと、入学の決め手を教えてください。
IT業界で働いている父の影響で、自然とIT分野への興味も広がっていきました。父は、様々なことを教えてくれました。例えば、Wi-Fiを家に設置する際に、Wi-Fiはこういうものなんだと教えてくれるだけではなく、細かい仕組み(例えば、どうやってここまでインターネットが来ているのか、どのような仕組みで電波が飛んでいるのか、どのようにして機器と繋がっているのか などなど)を教えてくれました。これにより、私のITに対する興味がより一層深まりました。
ある日、ソフトバンクの携帯ショップに行った際、ロボットの「Pepper(ペッパー)」に出会い衝撃を受けました。人間を認識して接客を行い、手や首、頭を動かしながら、まるで人間のように対応していました。特に、相手の気持ちを認識し、それに応じて行動する世界初のAI感情エンジンには大きな驚きと興味を抱きました。将来的に、AIがさらに発達し、ドラえもんのようにロボットが人間のようにふるまう日が来るのではないかと感じました。
AI感情エンジンに興味を持った私は、家に帰ってさらに詳しく調べるうちに、AIの今後の可能性やシンギュラリティの概念にも興味を持つようになりました。
その後、この「Pepper」の開発に関わった方がこの大学の教員にいることを知り、ぜひその方のもとでAIについて学びたいと思い、この大学を選びました。
現在では、データサイエンス学部やAI関連の学部/学科は多く存在しますが、私が大学受験をした際には、そのような学部/学科は少なかったです。また、企業と連携し実戦的なことを学べるカリキュラムにも強く魅力を感じ、この大学を志望しました。
Q. 学科・コースを選んだ理由を教えてください。
もともとAIに興味を持ってこの大学に入ったこともあり「AI戦略コース」一択でした。
「AI戦略コース」でAIについての基礎知識や実装力などを学び、身につけ、将来的には、進化を続けるAI分野の最先端で活躍し、様々なものを生み出していきたいと思ったから。
Q. 本学の学びの中で良かったこと/成長したは?
主に3点あります。
1つ目は、グループワークの多さです。最初は、プログラマーや開発者は一人で黙々と作業するものだと思っていましたが、企業での実習を通じて、その考えが変わりました。実際には、チームや部署のメンバーとしっかり話し合い、協力しながらプロジェクトを進めていくことが重要であり、プログラミングをしている時間よりも、会議や打ち合わせに多くの時間を割いていることに気づきました。
大学でのグループワークでは、この「協力して課題を解決する力」を鍛えることができました。課題に取り組む中で、しばしば問題に直面することもありましたが、その都度グループ内で意見を出し合い、改善策を模索してきました。時には厳しい意見交換もありましたが、それを通じてお互いが率直に意見を言い合える関係を築くことができました。そして、協力して課題を乗り越えたときの達成感は格別なものでした。
この経験を通じて、私は一人で作業するだけでなく、チームで協力し、課題を解決する力を身につけ、成長できたと感じています。
2つ目は、発表する機会の多さです。この大学での学びの中で、発表の機会が非常に多かったことも自分自身の大きな成長につながったと思っています。普段、大勢の前で発表する機会はなかなか得られませんが、この大学では、さまざまな場面で発表の機会が設けられていました。その中には、複数の企業の方々の前でプレゼンテーションを行うという貴重な経験もありました。
これらの経験を通じて、発表の仕方や、わかりやすく伝えるための技術、そして見やすいスライドの作成方法など、多くのスキルを身につけることができました。実際の企業での実習でも、これらの大学での学びが実際の仕事やコミュニケーションにおいてどれだけ重要かを改めて実感しました。
3つ目は、長期間の企業での実習があったことも、私にとって非常に貴重な経験でした。大学で学んだ知識や技術が、実際の企業現場でどの程度役立つのかを直接確認できたことは、とても有意義でした。実習を通じて、大学での学びが実務にどれほど活かせるかを実感すると同時に、自分に不足しているスキルや知識も明確に理解することができました。
この経験は、今後の大学生活をどのように過ごすべきかを考える良いきっかけとなりました。自分に足りない部分を補うために、さらに深く学び、実践的なスキルを磨いていく必要があると強く感じました。そして、長期インターンシップの参加や、G検定やE資格、統計検定などの資格取得に挑戦しようと考える良いきっかけとなりました。
また、印象に残っていることとしては、「人工知能応用」の授業での取り組みです。この授業は、AIを用いて自分がつくりたいものを、これまで学んできた知識を活かして作成するという、非常に魅力的な実習授業でした。制作中にわからないことや困難に直面した際、友達同士で協力し合いながら問題を解決していったことは、良い思い出です。
また、最終発表までの時間が限られていたため、提出期限が近づくと、みんなでDiscord上などで通話しながら、お互いの制作物を仕上げるために協力し合ったことも、とても印象に残っています。
Q. 企業との取り組みや、企業インターンシップはどうでしたか?
「地域共創デザイン実習」(2年次)では、企業から与えられたテーマや課題にチームで取り組み、解決策を提案していくプロセスを経験しました。私が参加したNTTのプロジェクトでは、「先端技術の情報通信技術を用いた社会課題の解決」というテーマが与えられました。私たちのチームでは、「将来のモビリティを実現する社会インフラ」をテーマに、物流業界向けにドローンを活用した新たな配送手段を提案しました。
この企画では、法規制、技術的な課題、コスト、スケジュールなど、さまざまな問題が浮上しました。しかし、チーム全員で問題を共有し、一つひとつ解決していくことで、最終的に企画書を完成させることができました。特に、お互いに耳が痛い意見も積極的に出し合いながら、チームで支え合い、建設的なグループとして機能するようになった点が印象的でした。このプロセスを通して、協力して困難に立ち向かう重要性を学びました。
また、この実習は、企業との初めての本格的な取り組みであり、企業向けにプレゼンテーションを行う貴重な機会となりました。また、他の学科の学生とも協働したことで、さまざまな視点や意見に触れることができました。実習を通じて得たスキルは多岐にわたります。グループワークを円滑に進める力、説得力のあるプレゼンテーションの技術、そして効果的なスライド作成の能力など、今後の大学生活や社会人において必ず役立つスキルを習得することができました。
「臨地実務実習Ⅰ」(2年次)では、クボタシステムズ株式会社において、物体検知AIモデルと異常検知AIモデルの作成に関わる2種類の業務を体験しました。どちらの業務でも社員の方が丁寧にサポートしてくださったおかげで、安心して取り組むことができましたが、ただ指示に従うだけでなく、自ら考え実装する機会も与えていただき、非常に貴重な経験となりました。
「臨地実務実習Ⅱ/Ⅲ」(3・4年次)、および、「ソリューション開発Ⅰ/Ⅱ」(3・4年次)では、アスト株式会社において、トイレットペーパーなどのアスト社が取り扱う商品の受注数を予測するAIモデルの作成に取り組みました。人が手作業で行っている発注をAIで代替できないかというテーマのもと、このプロジェクトに臨地実務実習Ⅱから参加し、ソリューション開発Ⅰ/Ⅱ、臨地実務実習Ⅲでも継続的に携わり、約1年にわたり1つのプロジェクトに取り組みました。大学生活の中で、これほど長期間にわたって企業案件に関わる機会は珍しく、非常に貴重な経験だったと感じています。
将来、AIエンジニアとして働く際に今回の経験や学びが活かされる場面が多いと考えています。臨地実務実習Ⅰでの反省を活かして、このアスト社の案件に参加したことで、自分自身の成長を実感することができました。大学での学びや、長期インターンシップの経験がプロジェクトに活きていると感じましたが、まだまだ自分に足りないスキルが多いことも認識しました。今後、社会人としてさらにスキルを磨いていきたいと思っています。
さらに、プロジェクトのリーダー(PM)としての役割を経験できたことも大きな収穫でした。最も長く関わっている案件だったため、指示出しやアドバイス、進捗管理など、さまざまな面でリーダーシップを発揮する機会がありました。完璧なリーダーではなかったかもしれませんが、精一杯取り組めたと思います。今後社会人として、同様のリーダー経験をする機会があれば、今回の反省点を活かしてさらに頑張りたいと思います。
Q. 先生、友人はどんな存在ですか?
先生は、親身になって相談に乗ってくれ、悪いことはしっかりと指摘し、良いことは褒めてくれる、とても温かい存在です。悩み事があるときには、1対1で真剣に話を聞いてくださることもありました。また、大きな実験が終わるとゼミメンバーで飲みに行くなど、先生のおかげでとても楽しい大学生活を過ごすことができています。
友人は、時にはふざけ合い、時には協力し合い、支え合う大切な存在です。大きな課題が出たときには、みなで自習室に集まり、数日間かけて一緒に取り組んだのは良い思い出です。課題が片付くと一緒に飲みに行ったりして、リフレッシュしました。友人たちと協力しながら楽しんだ大学生活は、とても充実したものになりました。
Q. 企業との取り組みや、企業インターンシップはどうでしたか?
「地域共創デザイン実習」(2年次)では、企業から与えられたテーマや課題にチームで取り組み、解決策を提案していくプロセスを経験しました。私が参加したNTTのプロジェクトでは、「先端技術の情報通信技術を用いた社会課題の解決」というテーマが与えられました。私たちのチームでは、「将来のモビリティを実現する社会インフラ」をテーマに、物流業界向けにドローンを活用した新たな配送手段を提案しました。
この企画では、法規制、技術的な課題、コスト、スケジュールなど、さまざまな問題が浮上しました。しかし、チーム全員で問題を共有し、一つひとつ解決していくことで、最終的に企画書を完成させることができました。特に、お互いに耳が痛い意見も積極的に出し合いながら、チームで支え合い、建設的なグループとして機能するようになった点が印象的でした。このプロセスを通して、協力して困難に立ち向かう重要性を学びました。
また、この実習は、企業との初めての本格的な取り組みであり、企業向けにプレゼンテーションを行う貴重な機会となりました。また、他の学科の学生とも協働したことで、さまざまな視点や意見に触れることができました。実習を通じて得たスキルは多岐にわたります。グループワークを円滑に進める力、説得力のあるプレゼンテーションの技術、そして効果的なスライド作成の能力など、今後の大学生活や社会人において必ず役立つスキルを習得することができました。
「臨地実務実習Ⅰ」(2年次)では、クボタシステムズ株式会社において、物体検知AIモデルと異常検知AIモデルの作成に関わる2種類の業務を体験しました。どちらの業務でも社員の方が丁寧にサポートしてくださったおかげで、安心して取り組むことができましたが、ただ指示に従うだけでなく、自ら考え実装する機会も与えていただき、非常に貴重な経験となりました。
「臨地実務実習Ⅱ/Ⅲ」(3・4年次)、および、「ソリューション開発Ⅰ/Ⅱ」(3・4年次)では、アスト株式会社において、トイレットペーパーなどのアスト社が取り扱う商品の受注数を予測するAIモデルの作成に取り組みました。人が手作業で行っている発注をAIで代替できないかというテーマのもと、このプロジェクトに臨地実務実習Ⅱから参加し、ソリューション開発Ⅰ/Ⅱ、臨地実務実習Ⅲでも継続的に携わり、約1年にわたり1つのプロジェクトに取り組みました。大学生活の中で、これほど長期間にわたって企業案件に関わる機会は珍しく、非常に貴重な経験だったと感じています。
将来、AIエンジニアとして働く際に今回の経験や学びが活かされる場面が多いと考えています。臨地実務実習Ⅰでの反省を活かして、このアスト社の案件に参加したことで、自分自身の成長を実感することができました。大学での学びや、長期インターンシップの経験がプロジェクトに活きていると感じましたが、まだまだ自分に足りないスキルが多いことも認識しました。今後、社会人としてさらにスキルを磨いていきたいと思っています。
さらに、プロジェクトのリーダー(PM)としての役割を経験できたことも大きな収穫でした。最も長く関わっている案件だったため、指示出しやアドバイス、進捗管理など、さまざまな面でリーダーシップを発揮する機会がありました。完璧なリーダーではなかったかもしれませんが、精一杯取り組めたと思います。今後社会人として、同様のリーダー経験をする機会があれば、今回の反省点を活かしてさらに頑張りたいと思います。
Q. 先生、友人はどんな存在ですか?
先生は、親身になって相談に乗ってくれ、悪いことはしっかりと指摘し、良いことは褒めてくれる、とても温かい存在です。悩み事があるときには、1対1で真剣に話を聞いてくださることもありました。また、大きな実験が終わるとゼミメンバーで飲みに行くなど、先生のおかげでとても楽しい大学生活を過ごすことができています。
友人は、時にはふざけ合い、時には協力し合い、支え合う大切な存在です。大きな課題が出たときには、みなで自習室に集まり、数日間かけて一緒に取り組んだのは良い思い出です。課題が片付くと一緒に飲みに行ったりして、リフレッシュしました。友人たちと協力しながら楽しんだ大学生活は、とても充実したものになりました。
就職について
Q. 就職活動はどうでしたか?
大学での学び、特に企業インターンシップは就職活動において大きな強みとなりました。特に印象的だったのは、2年次の「臨地実務実習Ⅰ」の経験です。この実習を通じて、自分のスキルや実装力の不足を痛感すると同時に、大学で学んだ知識や技術が企業現場でどれほど役立つかを直接確認することができました。この経験により、大学での学びが実務にどのように活かされるかを深く理解し、今後の大学生活の過ごし方を見直すきっかけとなりました。
実習を経て、さらなるスキルの向上が必要だと感じた私は、長期インターンシップへの参加や、G検定、E資格、統計検定などの資格取得に挑戦しました。これらのプロセスを通じて、自分自身が成長できたと実感しています。
さらに、大学のカリキュラムには複数回の企業実習が組み込まれており、他の大学では得られない実務経験ができたことが、就職活動での大きなアドバンテージになりました。講義や実習でのグループワークや発表の機会も、就職活動に非常に役立ちました。グループワークを通じて傾聴力やコミュニケーション能力が磨かれ、発表を重ねることでプレゼンテーション力や大勢の前での緊張感を克服するスキルを身につけることができました。
また、キャリアサポートセンターには多大な支援をいただきました。新卒のAIエンジニアやデータサイエンティスト系の企業を紹介してもらい、ESの添削や面接対策、就職活動の進め方の相談、さらには内定後のサポートまで、幅広い助言をいただきました。これらのサポートのおかげで多くの内定を獲得することができたと思います。特にレスポンスの速さが非常に心強かったです。
Q. 将来の夢や目標は?
まずは、幅広い分野を学びたいと考えています。大学でAIを学んできましたが、まだまだ知らないことが多いので、データ解析、画像処理、自然言語処理、AI以外のプログラミング言語など、様々な技術に触れながら自分のスキルを高めていきたいです。そして、その過程で自分の興味や得意分野を見つけ、さらに技術力を伸ばしていきたいと思っています。
その後は、得意分野でのスキルを活かしてプロジェクトのリーダーとして活躍し、チームを牽引できる存在になりたいと考えています。また、塾講師の経験から、人に教えたりコミュニケーションを取ったりすること好きなので、将来的には上司として信頼される存在になり部下の育成にも力を入れたいです。
最終的な目標としては、ソフトバンクのグループ企業の一員として、孫正義氏が掲げる「ASI(Artificial Super Intelligence)」の最前線で活躍するAIエンジニアになることを夢見ています。
メッセージ
Q. 入学する皆さんや後輩の皆さんへ伝えたいことは?
本学は、「将来これがやりたい!」という明確な目標や意欲を持っている人に非常におすすめの大学です。本学には、「臨地実務実習」など他の大学では得難い体験や学びが豊富に用意されています。しかし、その環境をどう活かすかは自分次第です。やる気や向上心を持っている人と、ただ周りに流されるだけの人では、同じ講義や実習から得られるものに大きな差が生まれます。
教授陣の多くは企業での実務経験があり、現場での知識を直接学ぶことができますが、それも自分から積極的に行動しなければ手に入りません。つまり、本学の環境を最大限に活かせるかどうかは、自分の意欲と行動力にかかっています。
この大学は、向上心のある人にとって非常に魅力的な場所です。だからこそ、「将来こんなことをしたい!」と明確なビジョンを持っている人は、自信を持って本学への進学を考えてほしいと思います。
Q. 最後に、本学の特長をひと言(短い言葉)で表すとしたら?
「自分のやりたいこと、進みたい道を本気で応援し、成長させてくれる大学」。
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