International Professional University
of Technology in Nagoya
教員紹介
Faculty member
Faculty member
メッセージ
私は、企業の研究所と大学を通じて新たな情報通信技術の研究開発に従事してきました。また、電子情報通信学会で知能ソフトウェア工学研究会、人工知能学会で知識流通ネットワーク研究会を創設するなど、ソフトウェア技術と知識処理の融合を進めました。経済産業省デジタルトランスフォーメーション(DX)の加速に向けた研究会委員として、日本企業のDXを推進しています。DXでは、多様な領域知識とデジタル知識の統合が不可欠となるため、新たな知をデザインできるデジタル人材を育成していきます。
専門分野
- 要求工学
- ソフトウェア工学
- エンタープライズアーキテクチャ
- 高信頼性保証
- 知識流通
- オープンイノベーション
担当科目
- 「情報工学概論」(1年前期)
- 「デザインエンジニアリング概論」(1年前期)
- 「情報セキュリティ」(2年後期)
- 「情報技術者倫理」(3年前期)
- 「卒業研究制作」(4年通期)
プロフィール
名古屋大学 大学院工学研究科 情報工学専攻 修了。博士(工学)。NTT研究所を経て株式会社NTTデータにて要求工学、情報通信技術の研究開発に従事。同社初代フェロー、システム科学研究所所長を経て、名古屋大学情報連携統括本部情報戦略室 教授、大学院情報学研究科 教授として教鞭を執った後、現職。電子情報通信学会フェロー、人工知能学会知識流通ネットワーク研究会顧問。経済産業省のデジタルトランスフォーメーション研究会委員、コロナ禍を踏まえたデジタル・ガバナンス検討会委員を歴任。日本におけるDX推進の旗振り役の一人。注目の「DXレポート ~ITシステム『2025年の崖』克服とDXの本格的な展開~」(経済産業省)を策定。『要求開発の基礎知識』『DXの基礎知識』(近代科学社Digital)を上梓。電子情報通信学会業績賞、情報処理学会業績賞、逓信協会前島賞を受賞。
所属学会・協会・団体等
- 電子情報通信学会
- 情報処理学会
- 人工知能学会
- PM学会
- 日本MOT学会
- IEEE
- ACM
代表的な論文・著作名・作品名
- 『DXの基礎知識ー具体的なデジタル変革事例と方法論』 近代科学社 Digital, 2020
- 『要求開発の基礎知識ー要求プロセスと技法入門』 近代科学社 Digital, 2019