愛知県スタートアップ支援拠点「STATION Ai」の学生起業家育成プログラムにおいて、本学の学生チームがダブル受賞しました
愛知県スタートアップ支援拠点「STATION Ai」の運営事業を担うSTATION Ai株式会社が主催する、学生を対象にした起業家育成プログラム「STAPS -STATION Ai Program for Students-」において、本学の情報工学科(AI戦略コース)の学生チームが【STAPS優秀賞】と【Tongali賞】をダブル受賞しました。
■名古屋国際工科専門職大学 情報工学科・AI戦略コース 2年(現3年)
チーム「JUNJUN」(安藤聡一、石川聖、竹内惇、平野善識、山脇稜平)
■事業テーマ「人材確保の最適化ソリューション」
「STAPS -STATION Ai Program for Students-」は1カ月の間、メンターとのミーティングや勉強会を通して、STATION Aiが持つスタートアップ起業のノウハウを学ぶプログラムです。全25チーム・69名の学生が参加し、事業開発講座やアイデア検討会など起業に関する講座を実施。最終ピッチは参加者と今後の事業を加速させるための議論や、次のチャンスに繋げることを目的としており、各チームは事業についてプレゼンテーションを行います。
今回受賞した本学の学生チームは「人材確保の最適化ソリューション」をテーマとした事業発表が評価され、【STAPS優秀賞】と東海発アントレプレナーシップ教育起業家支援プログラム「Tongali」による【Tongali賞】をダブル受賞することができました。おめでとうございます。
また、この功績が称えられ本学の学長賞も贈られました。
(本学の学長賞を手に記念撮影。左から、
指導にあたった奥村助教、山脇さん、竹内さん、平野さん、石川さん)
一番苦労したのは、1か月という短い期間でビジネスの仮説を立て検証することです。「この事業を社会が本当に求めているのか?」という根幹の部分を企業へのインタビューを通して確かめることがプログラムのノルマとしてもありました。
実際に企業へ提案することは厳しい意見をいただくこともありましたが、人工知能数学という授業で学んだアルゴリズムの知識をベースにニーズをある程度検討した事業計画ができていたため、短期間で事業計画をつくり上げることができました。
当初は全員で取り組んでいた作業も分担することで、自分の役割に責任を感じながら取り組むことができました。奥村先生にも企業目線でアドバイスをいただき、精神面のサポートもしていただきました。
現在も活動を続けています。社会で使われる仕組みとなるように、まずは小さな枠組みから検証を積み重ね、ノウハウを蓄積し事業の完成度を高めていきたいと思います。
◆STATION Aiについて
STATION Ai(ステーション・エーアイ)とは、2024年10月に名古屋市鶴舞公園南側に開業予定の国内最大のインキュベーション施設です。スタートアップの創出・育成やオープンイノベーションを促進するために、国内外のスタートアップ支援機関・大学との連携等を通じて、様々な支援サービスが提供される予定です。愛知県が策定している「Aichi-Startup 戦略」の一環として、STATION Aiの整備・運営事業をSTATION Ai株式会社が受託しており、現在、STATION Aiの整備に先駆けて、WeWorkグローバルゲート名古屋内に愛知県が設置した「PRE-STATION Ai」にて支援プログラムを提供しています。
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