2023.06.09
企業のDX、社会課題を学生たちがテクノロジーで解決! 産官学連携のプロジェクト実習が今年度も進行
産業界や社会と連携したカリキュラムの中、今年度も、企業・団体と連携し2年生の学生たちが取り組むプロジェクト型実習「地域共創デザイン実習」を開始しました。
4月にはオリエンテーションとして、担当教員から課題テーマに関する説明がなされ、学生たちは、実社会が抱える課題の背景について認識を深めることができました。5月から本格的にプロジェクトが進んでいます。
◆「地域共創デザイン実習」とは
各企業・団体から直面するリアルなテーマ(社会課題)が与えられ、2年生の学生たちが資料収集や調査分析・フィールドワークをもとに問題が発生する仕組みや原因について考察を行い、企業や団体からのアドバイスも参考にしながら、ICT(情報通信技術)やデジタルコンテンツを活用したソリューション(解決策)を提案する実習授業。9ヵ月間の長期プロジェクトになります。
◆2023年度 各企業・団体のテーマ
企業・団体名 | テーマ |
---|---|
株式会社大林組 | 新たな「栄、名古屋城エリア」都市構想の検討と立案 |
九代玉屋庄兵衛後援会 | 「からくり人形」を“学ぶ”デジタル教材の提案 |
津島市都市計画課 | 津島市活性化構想(産業+文化+社会実験)の検討と立案 |
名古屋ダイヤモンドドルフィンズ株式会社 | スポーツ振興を通して社会貢献の輪を拡げよう! |
名古屋鉄道株式会社 | 愛知県の交通機関におけるMaaSサービスモデルの考察 |
VIVITA JAPAN株式会社 | 子供達の新鮮な目線で名古屋の魅力を新発見! |
東山総合公園 東山植物園 | 植物の魅力をより多くの人に感じてもらおう |
※順不同
今年度、新たに連携企業となった名古屋ダイヤモンドドルフィンズ株式会社からは、Web3.0社会を見据えて先端技術を活用したスポーツ振興による社会貢献活動の提案がテーマとして出されました。
経営企画ご担当の園部氏をお迎えし、ダイヤモンドドルフィンズの活動について理解を深める機会も設けられ、テーマの掘り下げや情報収集のため積極的に質問をする学生の姿が見られました。
2年生という早い段階で実社会の課題に対する有効的な企画立案、現状の把握・分析などを行うことで、学生たちにとって「デジタル×リアル」に必要な力を修得する機会となります。今後もチーム活動や最終発表の様子を本学WEBサイトやSNSで紹介していきます。是非チェックしてみてください。