日本経済新聞に掲載。本学の企業インターンシップのプログラムが「学生が選ぶキャリアデザインプログラムアワード」の「学生推奨プログラム」に選出されました
経済産業省や文部科学省、マイナビなどが後援する「学生が選ぶキャリアデザインプログラムアワード」において、1,013法人 1,115プログラムの中から本学の企業インターンシップのプログラムが「学生推奨プログラム」に選出され、4月9日の日本経済新聞にて発表されました。
キャリアデザインプログラムアワード
学生の職業観涵養および社会的・職業的自立に貢献したインターンシップを始めとするキャリア形成支援に係るプログラムを表彰し、学生にとって良い効果をもたらすプログラムの傾向等を社会に伝えることで、プログラムの質向上および実施企業数の増加を実現し、学生と企業のより精度の高いマッチングの促進を目的とした取組です。
※公式サイト https://internship-award.jp/
「学生推奨プログラム」は、職業観涵養に効果的であり、かつ学生選考会にて高い評価がなされたプログラムです。
今回、企業インターンシップ「臨地実務実習」にてデジタルエンタテインメント学科3年生が東海テレビ放送株式会社で行った実習「テレビ放送事業会社における新しいビジネススキームの開拓」が、評価されました。
<実習内容>
新しいビジネススキームの開拓を行っている部署での営業、運営現場等でのリアルな職務体験を通じ、Z世代の視点からの独創的で再現性の高いビジネスアイデイアの創出を目指す。該当部署が行うビジネスイベントの運営を参加学生中心に行い、実施後に自ら検証、結果を評価、さらに課題を洗い出して次につなげていく力を学ぶ。
学生たちは、業務としてイベント実施に係る事前告知用チラシ制作から当日の運営までを任せていただきました。スケジュール管理や取り組みに対する問題把握、軌道修正など実現場だからこそ発生する業務への対応力を身につけることができました。日々の業務に対しては企業担当者、担当教員からのフィードバックが実施されました。
●実習の感想
一般的な大学の講義では学べないことが多く学べる、大変有意義な機会でした。
ビジネスにはこれまであまり興味がなかったのですが、実際に業務に携わることで、楽しみながら様々なことを学ぶことができました。
普段経験できないような、CM制作やECサイトの物撮り、イベント運営など様々な業務に携わらせていただき、複数の視点で物事を考えられるようになりました。
●実習を経て成長を感じたこと、変化
今回の実習を通して、タスク管理や作業スピードはもちろん、社会人として必要な基礎力やビジネススキルを学ぶことができました。
実際にイベント開催が迫る中で、どういったスケジュールで動くべきか、どこを妥協するかなどスケジュール管理や優先順位について身をもって学ぶことができました。この経験は今後の実習や社会に出たときに役に立つと考えており、実習を受けることができて満足しています。
イベントに参加した際、どのような戦略で収益を得ているのかを自分なりに考え、自分だったらどうするかを考えるようになりました。
◆名古屋国際工科専門職大学「臨地実務実習」
専門職大学の特長の一つである600時間以上をかけて行われる企業インターンシップ(企業内実習)です。実践的な実習を重視したカリキュラムにより、高度な知識と技能を備えたプロフェッショナル人材の育成を実現します。
本学では、2年次から4年次のカリキュラムとして設置する「臨地実務実習」を企業と大学との共創プロジェクトと位置付け、企業の課題(デジタル人材の育成やUX向上、既存のプロジェクト管理等に関する課題など)に対し、「AI、IoT、ロボット、ゲーム、CG」の5つの分野を活かし組み合わせたソリューションを提供します。
例えばDXの実務導入におけるプロトタイピングやCG動画技術による広報・送品説明方法のソリューション提案などです。この実習を通じ、東海地方での企業内DX改革を推進し、同時にデジタル技術を活用した問題解決ができる高度プロフェッショナル人材を育成します。
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