学生向けビジネスプランコンテスト「Tongaliビジネスプランコンテスト2024」で、本学学生の所属するチームが最優秀賞を受賞しました
※写真左:情報工学科3年 加藤旭さん
東海地区の大学コンソーシアムによる東海発アントレプレナーシップ教育・起業家支援プログラム「Tongali」が主催する「Tongaliビジネスプランコンテスト2024」において、本学学生 情報工学科3年 加藤旭さんが所属するチームが「最優秀賞Tongali賞」を受賞しました。加えて「NICT賞」や「オーディエンス賞」「野村證券賞」、さらにフィンランド研修に参加できる「海外チャレンジ賞」も受賞しました。
【最優秀Tongali賞】【NICT賞】
【オーディエンス賞】【野村證券賞】【海外チャレンジ賞】
■チーム「IZANA」
情報工学科 3年 加藤旭 ほか、名古屋大学の学生など
■事業テーマ
「自分らしく生き続けるための終末期ケアデバイス『誰もが使える脳磁計』」
Tongaliビジネスプランコンテストは学生発ベンチャーの創出と起業家育成を目的としたビジネスコンテストです。今大会には、全国から65件のエントリーがあり予選、準決勝を勝ち進んだ16チームが決勝戦に出場しました。
本チームは「自分らしく生き続けるための終末期ケアデバイス」をテーマとした事業案でプレゼンテーションを行いました。
超高感度磁気センサと磁気信号脳波AI解析による終末期患者のためのコミュニケーション手段を提案して開発し、高い評価を得ました。
加藤さんは学内の起業サークル「NKベンチャーズ」に所属。今回は、他大学の学生と連携しながら、自らの専攻分野であるAI技術を活用し、AIエンジニアとして機械学習を用いた脳波解析を担当し、またこれまでのビジネス経験を活かした戦略の考案、発表資料の作成などを行いチームに貢献しました。
■情報工学科 AI戦略コース 3年 加藤旭さん
今回、優勝の他にも企業賞やオーディエンス賞など複数の賞をいただくことができ、嬉しく思います。大学入学前は知識も技術もないというところから、今回のような受賞に至ったのは、多くの機会に恵まれ、また多くの人が協力してくれた結果だと感謝しています。そのため今回の賞も、チームのメンバー全員がいないと取れていなかったと断言できます。今回の受賞をさらに力に変え、今後も開発を進めていきます。
◆Tongaliとは
2015年度に東海地区の国立5大学で始めた、起業家育成プロジェクトであり、学部生・大学院生・教職員を対象に、次世代の起業家を育成・支援する多面的なプログラムを提供しています。
参加大学は東海地方を中心に拡大を続け、本学も4月からTongaliプラットフォームに参画。現在は25大学が参加をしています。