【大林組×名古屋国際工科専門職大学】社会課題をテクノロジーで解決する「地域共創デザイン実習」!
産業界や社会と連携したカリキュラムの中、今年度も、企業・団体と連携し2年生の学生たちがテクノロジーを駆使した課題解決に取り組むPBL(Project Based Learning「課題解決型学習」)型のプロジェクト実習「地域共創デザイン実習」がスタートしています。
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その1つ、東京スカイツリーも施工した日本を代表する建設会社である「株式会社大林組」と連携して実習を行う学生たちは、「技術を起点とした新たな街づくりの検討と立案」という課題に取り組みます。
※5月に実施された、株式会社大林組 営業部長 大久保氏による講義の様子
今回、学生たちは、株式会社大林組 営業部長 大久保氏と情報工学科の水野教授と一緒に、同社が設計、施工した栄・オアシス21にフィールドワークに行き、街づくりのコンセプト確認や現地調査を実施しました。
実際に現地を訪れ、建設当時の計画や建物、全体におけるコンセプトなどを説明頂きました。
株式会社大林組 名古屋支店 営業部長 大久保氏
<産学連携を行う意義>
学生の自由な視点や発想は、リアルな社会ニーズをつかむ点で企業にとって参考になります。特にZ世代と言われている学生の皆さんが何を求めているのか、これからの社会を担っていく若者のニーズの把握に繋がります。
しかも、名古屋国際工科専門職大学の学生の皆さんはAIやCGなどのデジタル技術を学んでいる。私どもの会社の理系出身社員の多くは建築学科、土木工学科出身であるので、違う目線で最新の技術に接することは、参考になります。
<企業が考えるこの実習の魅力>
こうして「まち」に出ることで、まちにいる人が何を求めているのか、まちに出てこない人はなぜ出てこないのか、など「まち」が抱えるタイムリーな問題を実感することで「課題発見能力」が身につくと思います。「百聞は一見に如かず」です。見る、体験することで、より知ることができます。
また、もちろん業務においてもグループワーキングをする場面はありますが、定期的な社員研修においてケーススタディにてグループワーキングの実習をしています。自分の意見を伝えること、他の人の意見を聞くこと、それをまとめていくこと、など、「チームワーク力」や「マネジメント力」も磨かれていくと思います。
<学生に期待すること>
名古屋国際工科専門職大学は、社会課題を解決できる高度プロフェッショナル人材を育成しているので、学生の皆さんにはイノベーションにつながる自由で新しい発見をしてもらいたいです。
学生たちは、ICT(情報通信技術)やデジタルコンテンツを活用した提案を検討していき、プロトタイプの作成まで取り組みます。引き続き、株式会社大林組のフィードバックも受けながら、10月末に行われる最終プレゼンテーションに向けてプロジェクトを進めていきます。
★動画も公開中★
フィールドワークの様子、大林組ご担当者や学生たちのインタビューなどが収録されています。ぜひご覧ください!
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