docomo STARTUP発スタートアップ「coordimate」×名古屋国際工科専門職大学! 学生たちがAIでファッション相談アプリ「coordimate」の新コンテンツを開発
産学連携の取り組みとして、NTTドコモグループ※1の新規事業創出プログラム「docomo STARTUPTM」を通じてスピンアウト※2した、株式会社coordimateが運営するファッション相談アプリ「coordimate(コーディメイト)」のシステム開発を進めています。
情報工学科の3、4年生の学生たちがAIを活用して水野教授指導のもと、株式会社coordimateと新規事業やイノベーションを創出する株式会社Relicと連携して、アプリの新たな機能を検討、提案しています。
■本産学連携の締結についての詳細はこちら
※1 株式会社NTTドコモ、NTTコミュニケーションズ株式会社、NTTコムウェア株式会社
※2 スピンアウトとは、企業が特定の部門や事業を分離して新会社として独立させることで、元の企業からの出資を受けないもしくはマイナー出資で独立する場合をさします。
<動画も公開中>
産学連携の様子やインタビューなどが紹介されています。
今回学生たちは、立案をした機能の提案を、株式会社coordimate 代表取締役CEO飯野氏と株式会社Relic 名古屋支社 室長 田中氏に向けてプレゼンテーションを行いました。
学生たちは2つの提案を用意。現在coordimateに実装されているAI診断に関して、AIとアドバイザーであるmateによるコメントを様々な視点から比較・分析をし、コメント生成の自動化の可能性について提案。また、3Dアバターを活用した試着体験も提案し、言葉では伝えにくい、イメージしにくい情報を視覚的に伝えられると説明をしました。
学生たちの提案に対しては、飯野氏と田中氏、そしてリユース業界の視点から株式会社買取王国 人事総務部 中村氏から講評をいただきました
株式会社coordimate
代表取締役CEO 飯野氏
今回、学生たちと連携をすることで、AIなどのテクノロジーを使った新たな可能性を見出すことができると感じています。
AI診断をリリースし、男性利用者の利用率が大幅に増加しました。AIへの方が相談をしやすい印象があり、企業としても取り組んでいる部分です。ファッションには正解がないので、AIに学習させていくうえで、ユーザーに正解を選んでもらうような仕組みを考えられると良いとプレゼンを聞いて思いました。
株式会社Relic
名古屋支社 支社長 田中氏
学生の皆さんには、今回の連携は挑戦の場としていただきたいです。
今回のプレゼンテーション、とても面白いと思いました。ファッションの正解をこちらで定義し、アルゴリズムに置き換えることで、非常に良い共同研究になると感じました。
株式会社買取王国
人事部 中村氏
ファッションはセンスなので、人によって正解が違います。
AIによる評価・提案は、幅広い感性を持たせて複数のパターンを提示すると良いと思います。
3Dアバターによる試着体験に、今までにない可能性を感じました。リユース業界における活用も、今後一緒に検討していければと思います。
学生たちは実際に運用されているアプリの開発に携わることで、よりユーザーのニーズを考えたサービスの提案と実現可能性が必要とされます。
AIを活用したデジタルイノベーション推進に向けた産学連携を通して、学生たちは社会で求められるプロフェッショナル人材へと成長していきます。