ビジネスアイディアが評価され優勝した学生が、シンガポールやインドネシアでの海外研修に選抜されました
東海地区の大学コンソーシアムによる起業家育成プロジェクト「Tongali」では、アイディアや技術を駆使し、新たな未来をデザインすることにチャレンジする能力を伸ばすことを目的に、アントレプレナーシップ教育を推進し「Tongaliスクール」を開催しています。
6月に行われた「東南アジアの社会課題解決アイディア創出ワークショップ」では、社会課題を捉え、アイディアを考え出す力を醸成するために、国連の持続可能な開発目標(UN-SDGs)に関連するテーマを中心とした社会課題からビジネスアイディアを考え出すワークショップを実施。
ワークショップに参加をした本学の情報工学科4年生・川出さんのチームはSDGsのテーマの一つ「質の高い教育をみんなに」に注目し、子どもたちの識字率を上げるためのカードゲーム作成を提案し、英語でのプレゼンテーションを行いました。
このビジネスアイディアが評価され優勝。実際にシンガポールやインドネシアでアイディアの仮説検証をする1週間の海外研修の機会を得ることができました。
8月にシンガポールでのスタートアップ関連施設を訪問したり、インドネシアでのフィールドワークを実施したりしました。実際に現地の学校を訪問し、子どもたちに作成したゲームに触れてもらうことで、リアルな反応を見ることができました。
また、現地では英語でのプレゼンテーションを行い、企業やスタートアップ施設の方々に向けてビジネスアイディアを提案。フィードバックをいただくことで、国際的な視野を広げる充実した海外研修となりました。
参加学生のコメント
情報工学科IoTシステムコース 4年
川出 健心
今回、2日間のアイデアソンで最優秀チームとして選抜され、現地で仮説検証をする海外研修の機会をいただきました。私はビジネス経験があるわけではありませんが、優秀なチームメンバーと一緒に「“新規カードゲーム”の開発による教育支援」をテーマにビジネスアイディアを検討しました。
現地では子どもたちの創造性と識字率の向上を目的とし、自分たちの作成したゲームを複数の学校で実践し、非常に楽しみながら貴重な経験をさせていただきました。自分たちの開発した製品に対して、シンガポールとインドネシアの政府機関、大学、企業、スタートアップ施設の方々から多くのフィードバックをいただき、ビジネスの観点で多くの知見を得ることができました。
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