■内定先
日立Astemo株式会社
自動車・二輪車業界において急速な変化を遂げるCASE領域(Connected, Autonomous, Shared & Service, Electric)の技術革新を進めるために、2021年1月、日立オートモティブシステムズ、ケーヒン、ショーワ、日信工業が経営統合し、グローバルメガサプライヤーとして誕生。
自動運転・先進運転支援システム、電動パワートレイン、先進シャシー、次世代モーターサイクル、車載ソフトウェアなどをコア事業とし、安全・安心・快適で、環境に配慮したサステナブルなモビリティ社会を実現するソリューションに取り組む。

■配属先・職種等
開発・品質保証

実習での実務経験は他大学の学生との差別化に。企業へアピールすることができた！

・ロボットに興味があり、専攻としてハードからソフトまで学べる点が入学の決め手に

・講義で学んだ知識・技術を活かせる実習が多くあり、応用力を伸ばすことができた

・チーム開発で大切にしていた協調性が企業の文化とマッチし、内定にもつながった

Q. 本学を知ったきっかけと、入学の決め手を教えてください。

進路について調べているときに、ネットで新しい大学が開学することを知り、興味をもちました。
入学の決め手は3つあります。
まず、専門職大学の特長である実習が豊富な点に惹かれました。社会に出る前の大学生活の中で、多くの実践経験が積めると思いました。
そして、情報工学科では自分の興味があるロボットについて、ハードからソフトまで幅広く学べるという点です。最後に、新しい大学のため1期生となり、さまざまなことに挑戦でき面白そうだと感じたことが決め手になりました。

Q. 学科・コースを選んだ理由を教えてください。

元々ロボットに興味があり、将来はロボット技術を通して人の安全、安心に関わりたいと思っていたため、この学科・コースを選びました。
専門的なコースに進むことで、ロボットの目となるビジョンセンサーの技術を学び、実習ではその技術を実践することができると思いました。

2年生以降は実習授業も多くなり、ソフトからハードまで幅広い知識・技術を身につけることができました。講義で学んだ知識・技術は、実際に実習で活用することで応用力が伸びたと実感しています。実習の中には、学科や専攻は関係なく取り組むチーム開発もあり、役割分担の必要性や作業を円滑に進めるための知識やコミュニケーション力の重要性も感じました。

Q. 企業との取り組みや、企業インターンシップはどうでしたか？

実際に企業で実務を行う「臨地実務実習」では多くのことを学びました。
まず、これまでに学んだ知識と技術をもとに、現場で必要な技術を自分で調べて、対応する力を身につけることができました。大学で学んだことは基礎的な技術であり、現場の環境次第ではそれらが通用しないこともあります。自分の持っている知識から試行錯誤し、新たな技術を調べて対応する場面があり、対応力を伸ばすことができました。同時に、大学でしっかりと基礎を磨くことで、その先の応用にも活かせると実感しました。

また、実際に企業で必要とされる能力や人柄を知ることもできました。大学でチーム開発などは経験していましたが、実際の企業の現場では想像より多くの人が開発に関わっていることを目の当たりにしました。その中で、人との関わりを大切にするということの重要性を強く感じました。
社員の方々と接する中で、社会人として必要不可欠なビジネスマナーも身につけることができました。

Q. 先生、友人はどんな存在ですか？

先生方は、学生たちに意欲があり希望すれば挑戦をさせてくれます。実りのある経験になるようにアドバイスをしてくださり、困難に直面したときはサポートをしてくれました。

Q. 就職活動はどうでしたか？

大学の実習経験が大きな武器となりました。
実習での経験を自己PRの中で話すことができ、実践的な取り組みから得られた経験、学びをアピールポイントとして話すことで、他大学の学生と差別化することができました。
私はチームで開発を行う際にチームの輪や思いやりを重視して取り組んだ経験を特にアピールしました。誰かのためでも努力することを大切にしていて、その結果、企業の文化とマッチし希望の企業から内定をいただくことができました。目標に向けて、大学生活4年間を通して行ってきたことが報われたように感じ、達成感がありました。

Q. 将来の夢や目標は？

自動車のADAS（先進運転支援システム）、自動運転の分野において、大学で培ったロボットのセンサー技術を用いて、より安心・安全に乗れる自動車の実現に貢献することが目標です。
また、社会人としての責任を果たすために、これからも意欲的に学習し、成長し続けていきたいと思います。

Q. 入学する皆さんや後輩の皆さんへ伝えたいことは？

4年間の大学生活を通して積極的に実習や学外活動に打ち込み、実践的な経験をすることで、身につけてきた能力の応用力や、コミュニケーション力が磨かれます。また、様々な分野に触れる機会にもなり、自身が持つ目標の選択肢が増えると思います。
目標を持ちながらたくさんの経験を積むことで、より良い目標になると思います。

Q. 最後に、本学の特長をひと言で表すとしたら？

「挑戦ができる」