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産業界や社会と連携したカリキュラムの一環として、2年生の学生たちがテクノロジーを活用し、地域課題の解決に取り組むPBL(課題解決型学習)プロジェクト、「地域共創デザイン実習」が行われました。
学生たちは、今夏開業予定で愛知・名古屋のシンボルとなる、世界トップレベルのグローバルアリーナ「IGアリーナ」とBリーグ・名古屋ダイヤモンドドルフィンズ株式会社の両者と連携し、地域を盛り上げるという課題に取り組みました。
学生たちは企業の担当者と意見交換を重ね、IG アリーナの課題や近隣エリアを巻き込んだ地域振興に関するアイディアを考案。最終的に、IGアリーナでのイベント前後に観客をスムーズに移動させることを一番の課題とし、近隣商店街への分散を促すための案を検討することにしました。


フィールドワーク等を経て、最終発表では周遊型キャンペーンイベントとしてデジタルスタンプラリーやARを駆使したフォトスポットやゲームを提案。また、近隣商店街をまとめた情報サイトのプロトタイプを作成するなど、実際のイメージまで作りこむことができました。
また、IGアリーナの近隣商店街の一つである「円頓寺商店街」に着目したチームは、訪日観光客の増加を見据え、商店街内にある茶道教室「和水香庵」の英語案内ツールを制作。多言語対応することで商店街の魅力を発信し、地域振興につなげました。


※制作には名古屋市が実施する「ふるさと納税を活用した名古屋市⼤学等連携補助⾦」を活用しています。