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念願のアニメ制作会社に嬉しい内定! 大学でのチーム制作や実習の経験を活かしていきたい

内定先:株式会社トロイカ/3DCGデザイナー

■内定先
株式会社トロイカ
「アイドリッシュセブン」「アルドノア・ゼロ」「やがて君になる」「ロード・エルメロイⅡ世のイベント簿」をはじめ、アニメーション等の映像の企画制作業務全般を行う。

■配属先・職種等
3DCGデザイナー


念願のアニメ制作会社に嬉しい内定! 大学でのチーム制作や実習の経験を活かしていきたい

・国公立大学を志望していたが、「好きなことを仕事にしたい」とCGを学べる本学に入学
・早い段階から実務経験を積めたことで、企業で働くイメージが思い描けるようになった
・将来へのチャンスを与えてくれる大学。高め合う友人や信頼できる先生と出会い、充実した学生生活に!


大学での学びについて

Q. 本学を知ったきっかけと、入学の決め手を教えてください。
元々は国公立大学を志望していましたが、「将来は自分の好きなことを仕事にしたい」という思いがあり、高校3年生の1月頃まで進路に悩んでいました。そんな中、地元・名古屋で興味のあるCGが学べる大学を調べている時に、新しく開学するこの大学を知りました。

特長である、専門的な知識や技術を活かしたチーム制作や、企業と連携した超・長期インターンシップ等の実践的なカリキュラムの豊富さに惹かれました。また、学生の間から専門的な技術やその実践力、社会人スキルを身に付けられるのは、他大学にはない魅力だと感じました。
さらに、1期生として入学できる点も決め手の一つでした。伝統のある大学よりも新設大学のほうが自らの手で大学の土台を築くことや新しいことに挑戦しやすく、積極的に学内外の活動に参加したい私にピッタリだと思いました。

Q. 学科・コースを選んだ理由を教えてください。
大好きなアニメの仕事に携わりたいという強い思いがあり、その中でも3DCGに興味があったため迷いなくCGアニメーションコースを選びました。

Q. 本学で学んで良かったことや成長したこと、印象に残っていることは?
3つあります。

1つ目は、「専門分野を幅広く学べ、自分の志望職種を見つけやすいこと」です。
1年次には、「コンピュータグラフィックスI」の講義や「デジタル造形I」「CGデザイン基礎」の演習があり、映像やCGに関する知識やスキルを基礎から幅広く学びました。入学当初の私はCGの志望職種に悩んでいましたが、モデリングやアニメーション、エフェクトなど、CGの一通りの授業を受けたことで、自分のやりたい職種を見つけることができました。2つ目は、「企業との実習が多く、早期から実務経験が積めること」です。

2年次から4年次に行われる企業インターンシップ「臨地実務実習I~Ⅲ」では、企業の一員として実際に業務に携わり、企業の課題解決に向けた提案やプロトタイプの制作などを長期にわたり取り組みます。
授業で学んだ専門分野の知識や、グループワークで身につけたスキルを実習で活用できた経験は、就職活動において大きな強みとなりました。面接では、実務経験の内容を話すと大変好評で、会話が弾むことが多くありました。また、学生のうちから社会人に必要なビジネススキルを身につけるとともに、自身の働く姿を具体的に思い描けるようになりました。

3つ目は、「社会に求められるデジタルコンテンツの制作を経験できること」です。
3年次の「ビジネスコンテンツ制作実習」や4年次の「デジタルコンテンツ総合実習」の実習では、社会課題の解決に貢献するデジタルコンテンツをグループで制作します。その際、ただ制作するだけではなく、市場調査やマネタイズの検討など、ビジネスとして成功するために必要な要素も考慮する必要があります。メンバー同士で役割分担して制作することに加え、事業収益を得るためにはどうすればよいのかを話し合うことは、日頃の自主制作では経験できないことでした。多方面から刺激を受ける機会は、自身にとって大きな成長の糧となりました。

Q. 企業との取り組みや、企業インターンシップはどうでしたか?
企業が抱える課題に対して、自分が学んだ知識と技術を活用し、課題解決のための企画提案・プロトタイプの制作までを一貫して行いました。企業がどのような点を重要視して、何を求めているのか、自分がその中でどのように貢献できるかを常に意識しながら取り組みました。

例えば、2年次の「地域共創デザイン実習」の授業では、学科混合のチームで企業のPR動画やARアプリの提案、制作を行いました。企画段階のディスカッションでは、それぞれの学科ごとに得意分野が異なるからこそ、自分だけでは思いつかないアイディアが次々と生まれ、有意義な機会となりました。

4年次の「臨地実務実習Ⅲ」では、約1カ月半の間実際に企業の現場に赴き、 商品販促のイベント企画から開催、運営、データ分析までを担当しました。限られた期間内でのイベント開催だったため、チームメンバーと綿密なスケジュールを立て、毎日のタスクや進捗状況を共有しながら最後までやり遂げました。開催場所の手配で学外の方々へ連絡をするなど、通常の授業とは違う貴重な経験ができ、非常に充実した実習になりました。

これらの実習を通して、実務に必要な知識や技術に加え、チームや個人のスケジュール管理能力を身につけることができました。また、以前よりもチームでのコミュニケーションに対する苦手意識がなくなり、人前でも堂々と発表できるようになったと感じています。

Q. 先生、友人はどんな存在ですか?
友人は、「高め合える存在」です。
同じ立場だからこそ本音を言い合える仲であり、互いに相談しながら日々課題や制作に取り組むことで、高いモチベーションを維持し続けられました。また、授業後には食事に行き、その日の授業や就職活動について語り合うこともありました。好きなことや得意なこと、将来やりたいことを明確に持つ人が多く、話す度に「自分も頑張ろう」と刺激を受けました。話が盛り上がってしまい、気が付いたら閉店時間や終電近いということも多々ありました。

先生は、「気軽に相談できる頼もしい存在」です。
特に、3年生の後期から4年生の頃は、就職活動に関して所属する研究室の先生に日頃からサポートしていただきました。就職活動ではどのサイトを用いてどのように進めると良いのか、この企業の選考課題はどのような観点を意識すれば良いのかなど1時間以上相談することもありました。いつでも親身に話を聞き、適切なアドバイスをしてくれました。

大切な友人や先生方のおかげで、自信を持って就職活動に臨むとともに、充実した大学生活を送ることができました


就職活動・内定について

Q. 就職活動はどうでしたか?
「地域共創デザイン実習」や「臨地実務実習」のような実践的な取り組みを経験し、授業で修得した知識や技術が実際に社会にどのように活用されるのかを実感することができました。これらの経験は、エントリーシート作成時や面接時での自己PRやガクチカとして非常に役立ち、他大学の学生との大きな差別化になりました。

内定につながった自分の強みは、「挑戦力」と「継続力」だと思います。
私は「やらないで後悔するよりも、まず挑戦しよう!」という気持ちで、1年次から新しいことにたくさん挑戦をしました。学内外の活動や実習でのリーダー経験から得た学びや苦労のエピソードは、自身の大きなアピールポイントとなり、面接でも高く評価していただきました。

ただ、書類選考で上手くいかず、周りの友人が次々と内定を獲得し焦りを感じたこともあります。それでも諦めずに就職活動を継続し、最終的には100社以上にエントリーし、最終的には念願のアニメ制作会社の内定をいただくことができました。内定が決まった時は安堵とともに、これまでの頑張りが実を結び、将来に向けて一歩踏み出せることに対する大きな喜びがありました。

就職活動中、キャリアサポートセンターには、相談時にデータや資料を用いて丁寧にアドバイスをしていただき、就職活動の具体的なノウハウを身につけることができました。面接練習でオンライン、対面のどちらにも対応していただける環境は非常に助かりました。

また、幅広い業界の学内企業説明会が早期から多数実施されているため、仕事のイメージが具体化され、視野が大きく広がりました。就職活動に対するサポートは手厚いため、何から始めたらいいのか、業界や企業についてどう調べればいいか分からないと不安を抱える学生も安心して相談できる場所だと思います。

Q. 将来の夢や目標は?
内定先では、作画を支える3DCGクリエイターとして、作品のテイストに合ったキャラクターや背景、小物等を幅広く制作することに挑戦したいです。
将来的には、チーム制作の実習でデジタルコンテンツの3DCG全般を担当した経験を活かし、幅広い分野を担うCGディレクターとして、業界だけではなく社会全体に大きな影響を与えるアニメーション制作に携わることが目標です。


メッセージ

Q. 入学する皆さんや後輩の皆さんへ伝えたいことは?
チーム制作や「臨地実務実習」を通して専門的な知識や技術の実践力やビジネスマナーを身に付けられるため、他大学では得がたい貴重な経験を積むことができる大学です。一つのスキルを磨くだけではなく、様々な実習を通して社会課題の解決のための考え方を学ぶことができ、将来に迷っている人にとっても、選択肢が広がり、自分のなりたい姿を少しずつ見つけられるはずです。

ただ、希望の業界・職種を目指すためには、日頃からの勉強や制作が欠かせません。就職活動の成果に直結するため、自分のペースで継続して取り組んでください。自分の行動次第で大学生活の充実度や将来の可能性は大きく変わります。

Q. 最後に、本学の特長をひと言(短い言葉)で表すとしたら?
将来へのチャンスを与えてくれる場所

関連サイト

株式会社トロイカ

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