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Google本社や米領事館でプレゼン!情報工学科AI戦略コースの加藤旭さんが、シリコンバレー起業家育成プログラムの代表に

本学はグローバルに活躍するデジタル人材の育成をに力を入れています。情報工学科AI戦略コースの加藤旭さんの現地での活躍について紹介します。

加藤さんは難関の「IBPグローバル留学奨学金」において、全国500名以上の応募の中からわずか10名の準特待生枠に選ばれ、昨年8月から現在、サンフランシスコ州立大学に留学中。大学での講義を受講しながら、大学外での取り組みにも積極的に参加し、輝かしい活躍を収めています。

AI基盤の評価システムを開発するHalluminate社が開催したAI×金融がテーマのハッカソン「The Bits and Bills Hackathon」では、現地の学生や社会人が多く出場する中、本学で専攻しているAI技術の知識を駆使したアイディアを提案し準優勝をしました。

また、加藤さんが所属するスタートアップ「IZANA」が、総務省と国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)から選出され「シリコンバレー起業家育成プログラム」に代表として参加。Google本社にて、超高感度磁気センサ技術を活用したIZANAの事業についてプレゼンテーションを行いました。

Google本社でのプレゼンテーション

さらには、米日本領事館で行われたスタンフォード大学が推進する日本の医療機器の革新化を促進するイベントにも出席し、IZANAの取り組みについてプレゼンテーションを実施。事業に関してグローバルな視点で意見をもらう貴重な機会となりました。

海外でも積極的な活動でコミュニティを広げ、貴重な経験をしている加藤さん。帰国後には国際的な視野を活かした一層の活躍が期待されます。

米日本領事館でのプレゼンテーション

■情報工学科 AI戦略コース 4年 加藤 旭さんからのコメント
現在、サンフランシスコ州立大学に通いながら、シリコンバレーやサンフランシスコで活動し、有意義な経験を重ねています。平日は大学で学び、空き時間や週末は積極的に交流やイベントに参加をしています。アメリカに来て強く感じているのは、自己主張の重要性です。ここでは多くの人が、自分を大きく見せようとし、時には嘘をついてでも欲しいものを取りにいきます。「ここで成功すれば世界を席巻する可能性がある」という強い動機があるからです。日本人から見れば、時にずるく映るかもしれませんが、それは日本が精神的にとても豊かな国であり、安全な国であり、血眼になるほどの緊急性がないからであろうと思います。この文化に優劣はありませんが、私はアメリカの「欲しいものは自ら掴み取る」という文化が好きで、この環境を楽しんでいます。今後も自身の活動の発信を続けながら、精進していきたいと思います。

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