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研究・社会連携
2022.12.06
愛知県が推進するICT教育で、高校生への特別授業を実施しました
国が求める次世代の新大学として、東海で唯一の「情報系」専門職大学である本学では、これからの社会を担うデジタル人材を育成する先進的な実践教育を進めています。
このたび、愛知県が推進するICT教育の一環として、県内初の「ICTフロンティアハイスクール」である県立東海樟風高等学校の3年生を対象に本学で、AIやプログラミング、VR、メタバースなどに関する特別授業が行われました。
生徒の皆さんは3つのチームに分かれ、情報工学科、デジタルエンタテインメント学科の指導陣から講義や体験実習を受けました。
■「ITトレンドチーム」
AIレコメンドに関する講義の後、レコメンド機能のプログラミングを体験する実習が行われました。
【参加した生徒の皆さんの感想】
・AIを利用するためには、柔軟な考えと発想力が大切だと思いました。
・レコメンド機能の仕組みを初めて知りました。Googleで調べていた商品がYouTubeで紹介されて疑問に思っていたので、その商品を数字にしてカテゴライズされていると知り驚きました。
・将来、役に立てられるデータ分析を体験できたので、とても良い機会になりました。
■「ロボット&ドローンチーム」
コミュニケーションロボット“Kebbi”の機能を学んだ後、プログラミングの体験実習が行われました。
【参加した生徒の皆さんの感想】
・Javaを一度も使ったことがなく不安でしたが、資料がわかりやすく、大学の先生がお手本も見せてくださったおかげで楽しく学ぶことができました。
・ロボットの活用方法がこんなにも沢山あるとは思わなかった。
・プログラミングを一からすることで、ロボットで色々なことができそうだとわかった。
■「はじめてのSTEAMチーム」
メタバースに関する講義の後、VRやデジタルツインの体験実習が行われました。
【参加した生徒の皆さんの感想】
・初めてVRゴーグルを使用し、言葉では言い表せないくらいの体験ができました。
・メタバースについて詳しく学び、今後の導入についての良い点や課題も知ることができ、良かった。
・メタバースがこれからビジネスに使用されていくことを知り、興味を持ちました。
・デジタルツインの体験では、実際にキャラクターを動かしたりブロックを置いたりして、このようにゲームを作成していくのだとわかりました。
特別授業の前後で校舎見学も行われ、生徒の皆さんは次世代のデジタル人材を育成する本学のICT環境に興味・関心を示していました。
また、同行の東海樟風高等学校校長・佐藤裕子氏は「本校は商業の学びを基盤としたICTフロンティアハイスクールとして、時代が求めるデジタル人材を育てる教育を行っています。今回の特別授業は、より高度で実践的な講義を体感することで、生徒たちのさらなる興味・関心に繋がる良い機会となりました」と話されていました。今回の特別授業が生徒の皆さんにとって貴重な経験になったようです。
これからも本学は、自治体や地域社会と連携し、デジタル社会を見据えたICT教育環境向上に貢献する活動を続けていきます。
関連学科
情報工学科 AI戦略コース情報工学科 IoTシステムコース
情報工学科 ロボット開発コース
デジタルエンタテインメント学科 ゲームプロデュースコース
デジタルエンタテインメント学科 CGアニメーションコース