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研究・社会連携
2023.07.10
「DX時代のデザイン」をテーマに、高校生に向けてデジタルエンタテインメント学科 西井教授による特別授業が実施されました
国が求める次世代の新大学として、東海で唯一の「情報系」専門職大学である本学では、これからの社会を担うデジタル人材を育成する先進的な実践教育を進めています。
高校と大学が連携して教育活動を行う「高大連携」にも取り組んでおり、高校生への特別授業を実施しています。
今回、「デジタル社会に必要なDX人材育成」と「地域の課題解決や新たな産業や会社の在り方を考え企画・実践できる起業家的人材育成」を柱とし、愛知県が推進する県立高等学校再編将来構想により学科の改編を行った愛知県立犬山総合高等学校の1年生を対象に、本学のデジタルエンタテインメント学科 西井教授による「DX時代のデザイン」をテーマとした特別授業が行われました。
犬山総合高等学校のカリキュラムは、「リベラルアーツ領域」「ビジネスイノベーション領域」「デジタルイノベーション領域」の3つを中心としています。2年生から専攻する領域を選択、3年生ではさらに専門性の高い分野を学習するプランとなっており、生徒たちは専攻領域の一つ「デジタルイノベーション領域『メディアデザインプラン』」の学びからつながる将来の可能性について理解を深める機会となりました。
CG業界の第一線のプロフェッショナルである西井教授からは、デザインの分野や目的、今求められているDXとデザインを組み合わせた技術など、実際の事例を交えながら幅広い意味でのデザインについて説明が行われました。
事後学習では、「身の回りに注目し、困っていることに対しデザインを使って解決策を考えよう」というテーマに対して生徒たちはグループでアイディアを出し合い、積極的に発表をする姿が見られました。
今後も、社会で活躍できるデジタル人材育成のため高大連携の取り組みを続けていきます。
教授
西井 育生 Ikuo Nishii
東京工業大学 総合理工学研究科 像情報工学専攻 修了。工学修士。CG制作会社の株式会社リンクスにて、CGアニメーター、CGIスーパーバイザーとして映画・ゲーム・TVCF・イベント映像・MVなどの作品制作に関わった後、映像制作会社の株式会社ロボットにて、さらに広いジャンルの制作に従事。京都芸術大学キャラクターデザイン学科 准教授を経て現職。特に、CG、 VFX、 アニメーションを専門分野とする。その他、CG関連の原稿や書籍の執筆や監修、公益財団法人CG-ARTS協会でCG検定の監修委員、多摩美術大学グラフィックデザイン学科 非常勤講師を務める。
関連学科
情報工学科 AI戦略コース情報工学科 IoTシステムコース
情報工学科 ロボット開発コース
デジタルエンタテインメント学科 ゲームプロデュースコース
デジタルエンタテインメント学科 CGアニメーションコース