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研究・社会連携
2024.01.11
中部国際空港(セントレア)のDX推進リーダーによる、課題解決のアプローチに関するワークショップを実施
産業界と連携した実践教育を重視する本学では、各界のエキスパートから直接学べる機会が多くあります。
この度、中部国際空港株式会社(セントレア) スーパー・スマート推進部長 DX推進リーダーの宮下豊氏をお迎えし、デジタル情報から企業課題のソリューションを検討することを目的とする「経営情報工学研究室」に所属する3年生、および、起業に関心のある学生たちの活動団体「NKベンチャーズ」のメンバーである1・2年生を対象に、ワークショップ「セントレアのDX視点から伝えたいこと」を実施しました。
今回のワークショップのテーマは「課題とは?」。まず宮下氏から、課題を解決するための第1ステップとして問題の明確化についての考え方をレクチャーいただきました。その後学生たちは、個人で様々な視点から見えてくる課題を3つピックアップし、続けてグループ内で発表、投票をし、全員で取り組む1つの課題を決めました。その課題の現状、あるべき姿を設定し、そこから現状とのギャップ(問題)と解決すべき問題(課題)を検討することでぼんやりとしていた問題意識をクリアにする工程を体験しました。
学生たちは短い時間の中で、現状から課題解決に向けて分かりやすい道筋ができるように一つひとつの情報整理をしながら、各項目をまとめました。グループの発表を聞いて、宮下氏からは「ありたい姿はもっと違う表現をすべき、現状と課題の先とリンクしない」や「問題を明確化するためには、要素を取捨選択し、絞り込むことも大切」といったアドバイスをいただきました。
ワークショップの中で実際のセントレアでの課題事例も教えてもらい、学生たちにとって、実務の第一線にふれながら課題解決に向けたビジネスの構築プロセスを再認識する貴重な機会となりました。
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