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研究・社会連携
2024.06.21
高校生に向けて「DXとデザイン」をテーマに、CGのプロフェッショナルである西井育生教授による特別授業が実施されました
高大連携協定を結んでいる愛知県立犬山総合高等学校にて、昨年度に引き続きデジタルエンタテインメント学科の西井育生教授による特別授業が実施されました。
西井教授は、アカデミー賞受賞作品をはじめ世界レベルの映像を制作する株式会社ロボットのスーパーバイザーも務めています。今回の特別講義では、CGのプロフェッショナルである西井教授から「DXとデザイン」をテーマに、デザインの意義や目的、また、デジタルコンテンツ業界におけるデザイナーという仕事の役割についてなど、実際の事例を用いながら実践的な説明がされました。
犬山総合高等学校のカリキュラムは、「リベラルアーツ領域」「ビジネスイノベーション領域」「デジタルイノベーション領域」の3つを中心としています。2年生から専攻する領域を選択、3年生ではさらに専門性の高い分野を学習するプランとなっており、専攻領域の一つ「デジタルイノベーション領域『メディアデザインプラン』」に関連したデザインの分野における可能性について理解を深める機会となりました。
学生たちは自分たちの知っている作品にはどのような技術が使われているか、という解説に興味を持っている様子が見受けられました。
事後学習では、「与えられたイラストを使ってシナリオを考えよう」「動画と静止画の違いについて考えよう」というテーマに対してグループでアイディアを出し合い、デザインの役割について理解を深めることができました。
東海で唯一の「情報系」専門職大学である本学では今後も、社会で活躍できるデジタル人材育成のため、高大連携の取り組みを続けていきます。
教授
西井 育生 Ikuo Nishii
東京工業大学 総合理工学研究科 像情報工学専攻 修了。工学修士。CG制作会社の株式会社リンクスにて、CGアニメーター、CGIスーパーバイザーとして映画・ゲーム・TVCF・イベント映像・MVなどの作品制作に関わった後、映像制作会社の株式会社ロボットにて、さらに広いジャンルの制作に従事。京都芸術大学キャラクターデザイン学科 准教授を経て現職。特に、CG、 VFX、 アニメーションを専門分野とする。その他、CG関連の原稿や書籍の執筆や監修、公益財団法人CG-ARTS協会でCG検定の監修委員、多摩美術大学グラフィックデザイン学科 非常勤講師を務める。
関連学科
情報工学科 AI戦略コース情報工学科 IoTシステムコース
情報工学科 ロボット開発コース
デジタルエンタテインメント学科 ゲームプロデュースコース
デジタルエンタテインメント学科 CGアニメーションコース