2023.06.09
企業のDX、社会課題を学生たちがテクノロジーで解決! 産官学連携のプロジェクト実習が今年度も進行
産業界や社会と連携したカリキュラムの中、今年度も、支援企業・団体と連携し2年生の学生たちが地域課題解決に取り組むプロジェクト実習「地域共創デザイン実習」を開始しました。4月にはオリエンテーションとして、支援企業・団体から課題テーマに関する説明が行われました。
当日は、校舎7階コズミックホールにて今年度の支援企業・団体9社からテーマ説明が行われ、各企業・団体の持ち時間15分の中で、「企業概要」や「現在抱えている課題」、「学生に期待すること」等を分かりやすく説明していただき、学生もメモを取りながら真剣に聴講し、実社会が抱える課題の背景について認識を深めることができました。5月から本格的にプロジェクトが進んでいます。
<2023年度 支援企業・団体と課題テーマ>
企業・団体名 | テーマ |
---|---|
尼崎市役所、あまがさき観光局 | 重点取組地域における尼崎版観光地域づくり戦略 |
一般社団法人i-RooBO Network Forum | IT/ロボット業界の進路/キャリアを意識させる小学生向け科学技術ワークショップの創造 |
大阪富士工業株式会社 | 現場作業におけるDXの活用 |
工機ホールディングス株式会社 | 小型・高出力のバッテリーで何ができるか? |
日本電気機器株式会社 | 人協働システムの可能性発掘 |
BCC株式会社 | ICT技術/介護ロボットと未来の社会をデザイン |
日立造船株式会社 | 小学生の環境教育に合わせた体験型環境啓発 |
子供から大人まで施設に来たくなる環境啓発コンテンツ | |
ユニバーサルコンピュータ株式会社 | IT企業から学生への魅力的な情報発信とは |
株式会社ロケットバッテリー | 暮らしを良くするエネルギーシステムの創造 |
※あいうえお順
<企業・団体からの課題テーマ発表>
2年生という早い段階で実社会の課題に対する有効的な企画立案、現状の把握・分析などを行うことで、学生たちにとって「デジタル×リアル」に必要な力を修得する機会となります。今後もチーム活動や最終発表の様子を本学WEBサイトやSNSなどで紹介していきます。ぜひチェックしてみてください。
◆「地域共創デザイン実習」とは
各企業・団体から直面するリアルなテーマ(社会課題)が与えられ、2年生の学生たちが資料収集や調査分析・フィールドワークをもとに問題が発生する仕組みや原因について考察を行い、企業や団体からのアドバイスも参考にしながら、ICT(情報通信技術)やデジタルコンテンツを活用したソリューション(解決策)を提案する実習授業。9ヵ月間の長期プロジェクトになります。