2024.02.26
社会課題を解決する新しいロボットサービスを開発! 「ロボットサービスビジネス応用」の最終報告会が実施されました
テクノロジーを応用し社会課題を解決できるデジタル人材を育成する本学では、2学科5コースに分かれ、企業や社会と連携した実践教育を行います。
情報工学科・ロボット開発コースでは、開発技術要素である「センサ系」「知能・制御系」「駆動系」の3つの要素を有する機械システムをデザインし、社会に役立つロボットとその応用を設計・開発できる人材を育成しています。
今回、3年生の学生たちが企業や社会の課題を解決する新しいロボットサービスの開発に取り組んだ「ロボットサービスビジネス応用」の最終報告会が行われました。学生たちはビジネス視点も加味し、社会での実装も視野に入れた実習です。
授業の紹介:「ロボットサービスビジネス応用」(3年後期・実習)
「ロボットサービスビジネス応用」では、複数のロボットまたはシステムがネットワークを介して連携し、地域や中小企業が抱える課題を解決するソリューションとして、サービスを企画、設計、実装、評価に至るまで、サービスプロバイダとしての“ものづくり”に繋がる開発スキルを体得できる。開発にあたっては、複数のロボット、システム、通信と多岐にわたることから、チーム体制で進行。なお、本実習は、教育課程連携協議会の協力のもと、課題を抱える中小企業、自治体等からの意見を受け、開発対象とするテーマを設定するとともに、協議会委員もしくは課題に関わる関係者により、開発システムに対する評価を受ける。
本実習では、地域や中小企業が抱える課題をテーマに設定し、これまで修得した知識・技術を駆使し、課題解決に挑む。
チーム分けとテーマ決め
↓
具体化された課題に対してソリューションを企画し、ビジネスモデルキャンパスを用いてロボットサービスビジネスを立案し、外部有識者から評価を受ける
↓
構想設計(システム構成・リストの作成、担当者のアサイン、要件定義書の作成)
↓
基本設計書の作成、ハードウェア製作・ソフトウェア開発
↓
総合テスト・調整・評価考察・レビュー準備
↓
最終報告にて、外部有識者から評価を受ける
↓
企画したソリューションのELSI(倫理的・法的・社会的課題)とその対策を考察する
アシストロボット呼び出し
呼び出しに応じ動き出す様子
荷物を運ぶ様子
荷置きも学生が3Dプリンタで制作
人検出システム
システム検証の様子
※画面上の女性画像は仮です
関連学科