2024.03.12
大阪城、カプコンとの産学連携実習!「ビジネスデジタルコンテンツ制作」の最終プレゼンテーションが実施されました
テクノロジーを応用し社会課題を解決できるデジタル人材を育成する本学では、2学科5コースに分かれ、企業や社会と連携した実践教育を行います。
デジタルエンタテインメント学科では、最新のデジタル技術を駆使して、エンタテインメントのイノベーションを創造するクリエーターを育成しています。
今回3年生の学生たちが、大阪城パークマネジメント株式会社と株式会社カプコンと連携した実習「ビジネスデジタルコンテンツ制作」において、最終プレゼンテーションを実施。
任天堂出身の今村孝矢教授、カプコン出身の手塚武教授の指導のもと、チームごとに制作した渾身のコンテンツを発表しました。
授業の紹介:「ビジネスデジタルコンテンツ制作」(3年通年・実習)
「ビジネスデジタルコンテンツ制作」では、3年次までの学修の成果として、関西の企業からテーマの提案を受け、1年(授業回数90回)を掛けてPBL(Problem-based Learning)による総合的なデジタルコンテンツ作品のグループ制作を行う。
授業の目的
- ・企業(今年度は大阪城パークマネジメント株式会社と株式会社カプコン)から与えられた課題を解決するためにチームで企画立案を行う。
- ・企画プレゼンを行い承認が得られたコンテンツをチームで1年かけて制作する。
- ・チームメンバーの得意分野を活かした役割分担を行い、コンテンツ制作計画を立てる。
- ・最終授業では制作したコンテンツについて企業からの総評を受ける。
大阪城パークマネジメント株式会社からのテーマ
大阪城の魅力伝えるデジタルタルコンテンツの制作
株式会社カプコンからのテーマ
SNS機能を利用したデジタルコンテンツの制作
授業の流れ
グルーピングとグループ制作の準備、制作物オリエンテーション
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企画立案
↓
企画プレゼンテーション
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プロトタイプ版WBS(Work Breakdown Structure)及びプロトタイプの作成
↓
プロトタイプのプレゼンテーション
↓
本制作用WBSの作成及び本制作(前半)
↓
クライアントを招き制作物の中間発表プレゼンを行う
↓
本制作(後半)
↓
最終プレゼンテーション
課題制作・最終発表 チームごとのテーマと発表の様子
[大阪城の魅力伝えるデジタルタルコンテンツの制作]
●彩遊記
大阪城公園のデジタルマップを作成し、大阪城公園内の施設・歴史・イベント情報等を動画で楽しめるコンテンツ。
発表の様子
デジタルマップトップ画面
デジタルマップ
各所の発信情報(例)
●築城物語~歩けばわかる!大阪城!豊臣政権時代をのぞけるストーリー!~
観光ルートにQRコードを設置し、そのQRコードを読み取ると豊臣政権時代のストーリーを少しずつ読み進めることができる。ストーリーを読み進めると専用アプリ内の大阪城が完成する。(AR画像で360度確認することができる)
発表の様子
発表の様子
案内マップ
ストーリーのQRコード
AR画像
[SNS機能を利用したデジタルコンテンツの制作]
●ENIGMA SENSE ~参加者協力型謎解きゲーム~
サイト内に独自の掲示板を設置し、他のユーザーと相談しながら謎解きを進める。
発表の様子
発表の様子
ゲームトップ画面
謎解き画面
●ローマの祭日 ~古代ローマの闘技会を再現した対戦型アクションゲーム~
応援するグラディエータ―(剣闘士)に “いいね” をすることで “いいねカウンター” が貯まり、“いいねカウンター” のゲージがMAXになるとギミックが発動して強力な攻撃が可能となる。
ゲームトップ画面
モード選択画面
ゲーム画面
●LIVE FIGHT ~応援されて強くなる観戦型格闘ゲーム~
SNSから観戦と応援ができる格闘ゲーム。試合開始前に勝利予測投票をして票数が一定数を超えると強力なアタックが可能となる。また、対戦途中でも強化したい技に投票し最も投票数が多かった技の威力が上げることができる。
操作説明
対戦画面
攻撃結果画面
●Ballon Ballon~あなたの “いいね” が物語を創り出す~
視聴者と一緒に国を発展させるゲーム。視聴者の “いいね” がゲーム内のアイテム(建築・スタミナ・武器等)として利用できる。他の配信者と国の魅力を競い合い、より “いいね” を稼いだ国が報酬を得ることができる。
建築画面
操作方法
それぞれの学生チームは、大阪城パークマネジメント株式会社、株式会社カプコンからのフィードバックも受けることができ、実務や社会で求められるデジタルコンテンツ制作の知識・スキルを磨く貴重な機会になりました。