関西初、大学生による高校生のためのAIチャットボット
AI・IoT・ロボット/ゲーム・CG…関西で唯一※1の「情報系」新大学として2021年4月に開学した大阪国際工科専門職大学(IPUT OSAKA)は、これからの時代に求められる高度デジタル人材・DX人材を育成しています。
このたび、「関西初※2、大学生による高校生のためのAIチャットボット【Chat-IPUT】」を、本学学生のプロジェクトチームが開発しました。
高校生の皆さんの大学選びに役立ててもらうため、好きなことを仕事にするために、本学の学びで気になることや知りたいことに、在学生役のAIが自動応答するチャットボットです。
既にオープンキャンパスなどで、実際に体験された皆さんから反響をいただいています。
今回、特別企画として本日より9/15までの期間限定で本学WEBサイトでも一般公開します。ぜひお試しください。
※1 2024年4月時点の「AI・IoT・ロボット」「ゲーム・CG」の専門職大学として(文部科学省HP「専門職大学等一覧」より)
※2 本学調べ
<インタビュー動画も公開中>
プロジェクトメンバーの学生のインタビューや、オープンキャンパスでの様子を動画でも紹介しています。
開発概要 ~大学での学びを活かし半年で開発~
情報工学科とデジタルエンタテインメント学科の学生有志のメンバーが、昨年秋よりプロジェクトをスタート。入学前はAIをはじめとするデジタル知識・技術ゼロからスタートした学生たちですが、大学での学びを活用して約半年で開発しました。生成AIを活用したシステム開発から、データセット、ユーザーインターフェース(UI)設計、チャットボット画面のデザインまですべてを手掛けました。
AIチャットボットの目的
高校生の情報収集サポート
本学は新しい大学のため、学生メンバーは自分たちが入学前に知りたかった情報を高校生の皆さんに伝えるためにオリジナルで開発。利用者が先輩である在学生に気軽に質問・相談できるよう、回答にも工夫を凝らしました。キャンパスライフがイメージしやすくなるプログラムになっています。
ICTの学びのアウトプットおよびスキル向上
今回の開発は、AIやIoT、CGを実践的に学ぶ学生たちのアウトプット、および、スキル向上も目的の一環です。チーム開発スキル(開発環境構築、GitHub・Git・Docker 活用等)、Webサイト制作スキル(GUI デザインスキル等)、自然言語処理モデル構築スキルなどの向上につながりました。そして、オープンキャンパスで参加者に体験していただき、また、本学HPで公開することで、広く一般の皆さんに実際に利用してもらうアウトプットの機会になりました。
プロジェクトメンバーの声
情報工学科AI戦略コース 木口佳南 (企画立案兼プロジェクトマネージャー)
新設大学だからこそ、このチャットボットが本当に必要なのではないかと考え、大学と連携しながら取り組みました。チャットボットのロゴは、大学の建物の形(三角形と四角形が組み合わさったビル)と、このチャットボットが誰かが羽ばたくきっかけになればという意味を込めて紙飛行機をモチーフにしています。
情報工学科 AI戦略コース 高橋和輝 (開発担当)
学生自ら回答データを定義しているのでリアルな回答を得ることができ、中高生やその保護者の方が大学生活をイメージする上で便利なツールになっていると自負しています。ちょっとしたことも気軽に質問することができるので、ぜひ試していただきたいです!
情報工学科 IoTシステムコース 山本康斗 (開発担当)
このプロジェクトは、インターネット上にある大阪国際工科専門職大学の情報が少ないという課題を解決することから始まりました。そのため、大学の情報を手軽に知りたい際に使っていただきたいと思います。また、このプロジェクトを通して、学生たちがアクティブに活動していることを知ってもらえると嬉しいです。
関連サイト