グループワークや企業インターンで充実の実践経験。多くのビジネススキルを磨くことができた
■内定先
太平洋セメント株式会社
グローバルに事業を展開する日本最大のセメントメーカー。「環太平洋におけるリーディング・カンパニー」を目指し、セメント事業に加え、資源事業、環境事業、海外事業、建材事業なども行う。
■配属先・職種等
技術系総合職
グループワークや企業インターンで充実の実践経験。多くのビジネススキルを磨くことができた
・製薬会社での社会人経験を経てITを学ぶために入学。他大学にはない実践的な学びに惹かれた
・豊富なグループワークや企業インターンシップ。コミュニケーション力やマネジメント力、リーダーシップ力などが磨かれた
・教授が身近な存在で常に貴重なアドバイス。就職活動でも企業紹介や推薦書まで、親身にサポート
大学での学びについて
Q. 本学を知ったきっかけと、入学の決め手を教えてください。
本学を知ったきっかけは、製薬会社で働いていた際に、業務の効率化を図るためにITスキルの重要性を感じ、IT関連の学びを深めたいと思ったことがきっかけです。大学を調べている中で、新しく開学される本学を知り、他大学と比較して、企業出身の教授が多く、実務経験豊富な先生方から直接指導を受けられることに強く惹かれました。また、本学は産学連携を重視しており、実践的なスキルが身につく環境が整っている点も大きな魅力でした。
さらに、キャンパス見学の際、大学が1つのビルにまとまっているため、教授との距離が近く、相談しやすい環境であることを実感しました。そして、一期生として学べる貴重な機会が得られることから、大阪国際工科専門職大学への入学を決意しました。
Q. 学科・コースを選んだ理由を教えてください。
私は、少子高齢化が進む中で、労働人口の減少が深刻な社会問題となることを強く感じていました。これからの企業においては、AIを活用した業務の省力化や効率化が不可欠になると考え、将来性のある分野で専門的な知識を身につけたいと思い、AI戦略コースを選びました。
Q. 本学で学んで良かったことや成長したこと、印象に残っていることは?
良かった点は、プログラミングやITの基礎知識をしっかりと学べたこと、そしてグループワークを通じて多くの実践的な経験が積めたことです。特にグループワークでは、年齢も視点も異なるメンバーとの協働を通じて、コミュニケーション力やリーダーシップを磨くことができました。チームで課題を解決するプロセスは非常に刺激的で、意見の違いを調整しながら共通のゴールを達成する達成感が大きな成長につながりました。
また、プログラミングにおいては、ChatGPTのような生成AIが登場する前にしっかりと基礎を学べたことが、自分にとって大きな強みになっていると感じています。新しい技術が日々登場するIT業界では、基礎がしっかりしていることが何よりも重要で、今後のキャリアにおいても確かな自信を持って取り組むことができると考えています。
Q. 企業との取り組みや、企業インターンシップはどうでしたか?
2年次の実習では、焼却工場を運営する日立造船株式会社さまから提供された課題に対して、ソリューション提案を行うという貴重な経験をさせていただきました。この取り組みを通して、現地調査の重要性、スケジューリング、そしてコミュニケーションの大切さを深く学びました。
特にコミュニケーションについては、グループリーダーとしてチームをまとめる役割を果たす中で、最初にチーム全体の方針を策定し、活発な議論を引き出す環境づくりが重要であることを実感しました。さらに、メンバー同士が進捗状況を気軽に共有できる関係を築き、問題が発生した際には(例えば、急な予定変更や技術的な課題の発生など)、迅速に対応策を講じることが求められました。これにより、チーム運営におけるマネジメント能力が向上し、柔軟に状況に応じた調整力やリーダーシップを培うことができました。
Q. 先生、友人はどんな存在ですか?
先生方、特に担当教授は、私にとって恩師のような存在です。ゼミでは私の研究内容に対して貴重なアドバイスをくださるだけでなく、就職活動の際には内定先を紹介していただき、推薦書まで書いていただくなど、大変お世話になりました。教授との対話を通じて、自分の成長を感じることができ、常に支えられていると感じています。
友人たちは、非常に多様な背景を持っており、年齢や経験が異なる友人とも深く交流できたことが、大学生活をより豊かなものにしてくれました。中には、私と同じように一度社会人として働いてから大学に入学した仲間もおり、共通の経験から多くのことを学び合いました。彼らとのディスカッションや情報交換は、知識の共有だけでなく、モチベーションを高め合う貴重な時間となっています。
就職活動・内定について
Q. 就職活動はどうでしたか?
実習でグループワークや発表の機会が多かったので、ガクチカの話のタネには困ることがなかったのが良かったと思います。
キャリアサポートセンターの方たちにはエントリーシートの作成から面接練習まで非常に親身かつ粘り強くサポートをしていただいて本当に助かりました。キャリアサポートセンターの助けなしでは満足のいく結果で就職活動を終えることができなかったと思うので本当に感謝しております。
Q. 内定につながった自分の強みは何だと思いますか?
あまり他の方の参考にならないかもしれませんが、一度化学工場で働いていて6年間の実務経験がある点が高く評価されました。また、内定先の太平洋セメントではDXの推進に非常に力を入れているのでその点で、大学で学んだITの知識と前述の実務経験の組み合わせが高く評価されたように感じました。
それ以外にもHPに掲載されている中期経営計画や沿革などの情報を頭に入れて、面接時に上手く話しに絡められたのが内定に繋がったのではないかと思います。
内定が決まった時はあまりの嬉しさにその場で家族と知り合い全員に連絡を入れてしまいました(笑)。
全員に祝ってもらえたので本当に良かったです。
Q. 将来の夢や目標は?
内定先がセメント製造会社で生産に携わることになるので、将来的には製造現場でのDXやオートメーション化・Unityなどのゲームエンジンを使ったデジタルツインで設備導入試験のためのフレームワーク作成などに挑戦してみたいですね。
メッセージ
Q. 入学する皆さんや後輩の皆さんへ伝えたいことは?
本学ではグループワークが多いと思います。人によっては面倒だなと感じることもあると思いますが、IT系に限らず個人で仕事ができる人はほんの一握りで大半の人は複数人のグループで仕事をしています。
もし将来IT系の仕事に就きたい場合は、グループワーク経験など社会人になってからも役に立つ経験やプログラミングの基礎スキルが身につくと思いますので、本学も進路の一つとして参考にして下さい。
Q. 最後に、本学の特長をひと言(短い言葉)で表すとしたら?
実務重視。
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