2022.08.03
ZOZONEXT取締役・大蔵峰樹氏による特別講義を実施しました。
社会や実務とつながるカリキュラムを実現した本学では、各界のスペシャリストやパイオニアによる特別講義によって、日々進化するテクノロジーや最先端の技術開発の動向、新たなイノベーション、ビジネスの現場、現代が抱える課題など、他にはない多様性のある学びを得られます。
今回、情報工学科1年生を対象に、株式会社ZOZONEXT 取締役・大蔵峰樹氏による特別講義「ZOZOTOWNを1人で作るとしたら何を学ぶべきか」を実施しました。
革新的な ZOZOTOWN の開発や物流倉庫立上げ、拡大に従事されたご経験をもとに、株式会社ZOZOの沿革、ECサイトの作り方、物流システム、エンジニアを目指す学生へのアドバイス、これからの時代に必要なスキルなど、テクノロジーからビジネスまで幅広く貴重なお話をいただきました。
大蔵氏は、これからは「分野横断的知識と技能(ノウハウとスキル)」が必要と語り、課題発見能力、組織力、事業化能力、ビジョンを語る能力、経営能力、魅力あるモノを作る力・・・など、キーワードを示しながら学生たちに端的なアドバイスをされました。
また、新たな学校設立に関与するなど人材育成にも力を入れる大蔵氏は今後社会に求められる人材像についても熱く語り、講義終了後は真剣に耳を傾けていた学生たちから多くの質問が出るなど質疑応答も活発に行われました。学生たちにとって、目指す方向性を掴める意義深い特別講義となりました。
株式会社ZOZONEXT
取締役 大蔵峰樹 氏
1997年に福井工業高等専門学校 電子情報工学科卒業後、福井大学に編入。同大学院 博士後期課程修了 博士(工学)。在学中に友人と有限会社シャフトを創業。ZOZOTOWNのサービス開発を引き受けたことをきっかけに、2005年スタートトゥデイ(現株式会社ZOZO)に入社し、技術責任者としてZOZOTOWNの開発に従事。2011年システム部門と物流部門の担当取締役に就任。2020年より株式会社ZOZONEXT取締役として物流倉庫自動化の研究開発に取り組み、現在に至る。
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