内定先:RIZAPグループ株式会社/エンジニア職
■内定先
RIZAPグループ株式会社
国内最大規模のヘルステック(Health Tech)カンパニーとして、デジタルシフトを推進。コンビニジム【chocoZAP】、ボディメイク領域を主幹事業として事業を拡大し、最終的には「予防医療」の実現を目指し、データ×テクノロジードリブンで、全ての人が、より健康に、より輝く人生を送るために「人類の健康に最も貢献する企業」への躍進を目指す。
■配属先・職種等
エンジニア職
成長率の高い学び環境! デジタルヘルスケアに貢献したい自身のビジョンを叶えられる希望の企業に内定
・健康領域の課題を解決したい、という目標に近づけると確信して入学。2年次からはAIを専攻
・企業インターンシップでは、ARアプリ開発から知財業務まで幅広く経験でき、視野を広げられた
・将来は、デジタルヘルスケアの分野で革新的なデジタルサービスを創り上げ、人々の未来に貢献したい!
大学での学びについて
Q.本学を知ったきっかけと、入学の決め手を教えてください。
健康領域の課題を解決したいという思いから、エンジニアリングやAIのスキルを高められる学修環境を探していました。その中で偶然目にした本学の広告に興味を持ち、社会での実践を目的とした方針とカリキュラムの魅力に惹かれ入学を決めました。この環境なら、自分のやりたいことを実現し、目標に近づけると確信しました。
Q.学科・コースを選んだ理由を教えてください。
どのコースにも魅力がありましたが、私の当初の目的は「健康の見える化」を目指し、複合的な情報を処理し、それをデジタルで表現する技術に興味がありました。AIコースとIoTコースで迷いましたが、個人的に将来的に人間の知覚を補完・拡張し、役割を代替するような仕組みをつくりたいと考えていたため、AI領域に挑戦することが最適だと判断しました。大規模な情報を効率的かつ最適に処理する技術は、私にとって非常に魅力的な分野です。
Q.本学で学んで良かったことや成長したこと、印象に残っていることは?
最も大きな成長は、ビジネスアイディアを実際にプログラムとして実装できるようになったことです。
入学前は独学で試みましたが、実現には程遠い状態でした。しかし、本学の段階的な学習プロセスを通じて、基礎から応用まで着実に成長できました。C言語の基礎から始まり、Pythonでのデータ分析やAIの基礎実装、さらには企業インターンシップ「臨地実務実習」での社会的な開発経験を積み重ねました。
その結果、現在では卒論やグループワークでコードを用いた実装ができるようになり、独学では得られない確実な成長を実感しています。努力次第でさらなる成長が可能な環境であることを強く感じています。
個人やチームにとって限界を超える成長率の高いプログラムが多く魅力的だと思います!
Q.企業との取り組みや、企業インターンシップはどうでしたか?
企業インターンシップ「臨地実務実習」では、ARアプリの開発、特許技術の調査、画像認識の基礎研究の設計など、幅広い経験を積むことができました。特に、ARアプリでは、スマートフォン上で画像認識の処理を実行するという課題に取り組みました。異なる端末環境に対応する際の性能や相性の違いに苦労しましたが、大学で学んだ基礎知識が大いに役立ちました。また、学内での開発とは異なり、社会や顧客のニーズに応じて「いつまでに」「どのように」作るかを考える必要があり、実務の厳しさとやりがいを実感しました。
さらに、知財部門で特許に関する業務を経験できたことも視野を広げる大きなきっかけとなりました。これらの経験を通じて、異なる視点から物事を捉え、自ら考え抜く力が磨かれたと感じています。企業インターンシップでの実務経験は、将来のキャリアにとって非常に価値ある財産となりました。
Q.先生、友人はどんな存在ですか?
先生や友人は、自分に足りないものを補い、新しい視点や価値観を与えてくれる、とても大切な存在です。
友人とは、開発がうまくいかないときに一緒に悩んだり、サポートし合ったりする中で、自分には出せない新たな気づきを得ることができました。時には意見をぶつけ合いながら話し合うことで、同じ目線で深い議論ができる貴重な仲間です。情報工学だけでなくゲームや恋愛や古着まで、自分の世界を広げてくれる大きな力になっています。
先生については、特に卒業研究の中間発表が印象的でした。先生方の熱量あふれるフィードバックや指導はとても刺激的で、学ぶ意欲をさらに高めてくれました。特にデジタルエンタテインメント学科の熱量がすごく、実際の開発レベルの本気でのフィードバックを学生に向けてぶつけていたので厳しいですがとても愛情をもって接しておられるのを感じました。自分の学友達がこてんぱんにされながらもクリエイターとしての考え方や開発の見積もり方などを教わっている情景は情報工学科と少し違う面白さがありました。
このように、隣で一緒に学び成長できる環境があることは非常に価値があり、自分では用意できない経験や学びを提供してくれるものだと思います。
情報技術を活用して何かを成し遂げたいと考えている人にとって、同じ方向性を持つ仲間や指導者に出会える環境はとても魅力的であり、また、自分とは違う方向性を持つ人たちと学ぶことは自分の可能性を広げることに欠かせないものだと実感しています。
就職活動・内定について
Q. 就職活動はどうでしたか?
本学での学びは、自由度が高い一方で、スキルや経験を確実に高められるしっかりとしたプロセスが整備されており、自分のやりたいことが明確であればあるほど、自立的に行動しやすい環境だと感じました。このため、「やりたいこと」にフォーカスすることで希望する業界や職種への就職に近づける可能性が高くなります。
一方で、まだやりたいことが明確でない人にとっても、本学の学びは学内に留まらず、実践的な体験が多いため、それがそのまま就職活動や、将来社会で「何をしたいか」につながっていきます。そのため、特別な準備をしなくても学びの延長線上で内定を得ることが可能です。
さらに、キャリアサポートセンターの方々や教授の手厚いフォローがあるため、多くの学生が「良い就職先にたどり着く」という目標を達成できる環境が整っています。こうした支援が、就職活動を円滑に進める大きな助けとなりました。
Q. 内定につながった自分の強みは何だと思いますか?
私の強みは、「社会や人々が抱える問題を深く理解し、それに対する解決策を自ら考え行動に移せる力」だと思います。この姿勢が評価され、内定につながったのではないかと感じています。また、学内外の活動を通じて健康領域の課題に触れ、テクノロジーやデータを活用して解決策を模索してきたことが、就活上は強みとなりました。
今回内定をいただいたRIZAPグループは、国内外の健康課題に対して先進的なヘルスケア事業を展開しており、その中でもchocoZAPは「誰もが手軽に健康を手に入れる」という革新的な取り組みで、多くの人々に影響を与えています。このような事業が、私自身が目指す「データとテクノロジーを活用して健康を支える」というビジョンの方向性と一致しており、共に課題を解決できる未来を描けたことが内定の大きな決め手となりました。
RIZAPグループの事業は、単なる健康ビジネスに留まらず、社会全体の「健康寿命の延伸」という壮大な目標を掲げており、そのスケール感と社会貢献性に心から感銘を受けています。内定が決まったときは、同じ目標と方向性を持つことができる会社に就職できたことがとても嬉しかったです。それと同時に「この環境でさらに自分を成長させたい」という強い決意が生まれました。
Q. 将来の夢や目標は?
内定先のRIZAPグループは、健康領域において培った豊富なノウハウと確かな成果を持ち、個人に寄り添ったサービス提供において圧倒的な強みを持っています。この強みを基盤に、私はデジタルヘルスケアの分野で、GoogleやAppleといったビッグテックにも負けない革新的なデジタルサービスを創り上げたいと考えています。データやテクノロジーを駆使して、一人ひとりに最適化された健康サポートを提供し、さらなる価値を社会に届けたいと思っています。
将来的には、「一人一AI」の体制を確立し、誰もが長く健康で生き、自分の人生を自己実現できる社会を実現したいと考えています。この仕組みは単なる健康サポートに留まらず、世代を超えて継承されるような永続的な価値を持つサービスとして形にしたいです。
メッセージ
Q.入学する皆さんや後輩の皆さんへ伝えたいことは?
本学は、一般の大学と比較してプログラミングや社会課題に対する実践的な実習が多く、実学性の高い学修ができる大学です。歴史が浅く、まだ前例や実績が少ない部分もありますが、個々の学生を見れば、多くの人がしっかりと成果を上げて就職しています。本当に限界を超える成長率が高い大学環境だと思います!
特に魅力的なのは、学内だけでなく学外での活動を“学生が中心”になって奨励している点です。大学での学びに慣れて物足りなく感じたときには、学外のビジネスコンテストやインターンシップに挑戦する機会が多く、積極的に参加できる風土が整っています。こうした活動を通じて、学内外でインプットとアウトプットを円滑に行える仕組みを構築しやすいと思います。
本学での学びを最大限活かすには、自分のやりたいことを明確にし、それに向かって積極的に行動することが重要です。与えられた環境だけに満足せず、自ら課題や目標を設定して行動することで、多くの可能性を広げることができます。歴史が浅いのでどんどん変えられる所は柔軟に変えていく、その挑戦を楽しむ気持ちを持ち、ぜひ多くの機会を活かして成長してください。
Q.最後に、本学の特長をひと言(短い言葉)で表すとしたら?
技術的なハードルを越えればとても自由な環境。