情報工学科AI戦略コース3年生が企業インターンシップを実施
本学と東京国際工科専門職大学は、株式会社ノジマと、そのグループ会社で企業教育研修コンサルティングを展開する株式会社ヒューマン・アビリティ・デベロップメントとの産学連携プロジェクトとして、ノジマグループ約1,000名の新人研修をはじめとする研修受講者のAI評価システムの共同開発を進めています。
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ノジマグループ約1,000名の新人研修をはじめとするAI評価システムの共同開発を開始
本プロジェクトは4年計画で進行しており、1年目の今年度は「臨地実務実習Ⅱ」の授業の一環として、株式会社ヒューマン・アビリティ・デベロップメントにおいて、情報工学科AI戦略コース3年生の学生たちが企業インターンシップを行いました。
学生たちは社員の方々や本学教授のサポートのもと、研修体験、マーケティング分析、研修評価システム開発、プロモーション動画制作など、多岐にわたる業務に参加しました。
実習を通じて、実務スキルの向上と課題発見・解決能力を養成することができ、特にチームとしての協力やプロジェクト全体を見通す力の重要性を認識することができ、今後の学びに活かされる貴重な経験となりました。
【学生たちの感想】
■ 情報工学科 AI戦略コース 3年 髙山裕貴
実習を通じて得た知識・技能として、「主観と客観のギャップの認識」「ARグラスとUnityの操作」「異なるプラットフォーム間の通信方法」の3点を学ぶことができました。これらは実務やキャリア形成に役立つ重要なスキルであると実感しました。一方で、反省点も多く、スケジュールの遅延や技術的な準備不足が開発の進行に影響が出ました。特に、予期せぬトラブルや新たな要件の発生により、計画通りに進められなかった点が課題です。この経験を通じて、スケジュール管理の重要性や柔軟性を学び、今後は計画段階での優先順位設定やトラブルへの備えを強化する必要があると感じました。今回の経験を活かし、大学生活や将来のキャリア形成にうまく活かしていきたいと考えています。
■ 情報工学科 AI戦略コース 3年 浦田翔琉
今回の実習では、研修サービス紹介動画の編集を担当し、動画制作技術とコミュニケーション能力を向上させることができました。映像編集ソフトを使用し、映像編集や効果音の挿入を行い、一体感のある映像を制作しました。研修内容を分かりやすく伝えるだけでなく、一人ひとりに寄り添った強みや、カスタマイズ可能なカリキュラムの魅力を視覚的に表現しました。クライアントとの意見交換を通じ、柔軟にアイデアを修正し、相手の意図を反映するスキルを磨きました。完成した動画はブランドイメージ向上に役立つ内容になったと感じており、、良い評価をいただくことができました。この実習を通じて、動画編集技術だけでなく、企画力、表現力、そしてチームで働く力も大きく成長させることができたと感じています。