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2022.07.21
“AI×ロボット工学” 研究の世界的権威・浅田副学長による特別セミナーを開催しました。
「理論」と「実務」の双方を実践的に学ぶ大阪国際工科専門職大学では、カリキュラム以外にも多様な学びの機会があります。
今回、長年“AI(人工知能)×ロボット工学”の研究を続ける認知発達ロボティクスの世界的な第一人者・浅田稔副学長による”Saturday Seminar”(特別セミナー)の第1回を、学生と教員向けに開催しました。
「神経科学への誘い」をテーマとする本セミナーは、AIを深く理解する上で重要な自然知能について、入門編からスタートし今年度シリーズで実施される予定です。
国際的な最新研究を知るため、英語の文献をもとに日本語で解説がなされていきます。
浅田副学長の熱のこもった講義に真剣に耳を傾ける学生たちが疑問に感じたことを積極的に質問するなど、少人数教育で学生と教員の距離が近い本学ならではの一体感のあるセミナーです。学生たちは多くの刺激を受け、次回のセミナーに期待を寄せていました。
副学長 教授
浅田 稔 Minoru Asada
大阪大学 大学院基礎工学研究科 物理系専攻(後期課程) 修了。工学博士。大阪大学工学部教授、同大学院工学研究科知能・機能創成工学専攻教授を経て、大阪大学先導的学際研究機構の共生知能システム研究センター特任教授でセンターの拠点戦略顧問を務める。日本赤ちゃん学会副理事長、ロボカップ日本委員会理事、ロボカップ国際委員会プレジデント、日本ロボット学会会長などを歴任。認知発達ロボティクスの世界的な第一人者。IEEE/RSJ IROS‐92 Best Paper Award、日本ロボット学会論文賞、文部科学大臣賞・科学技術普及啓発功績者賞、立石賞功績賞など、受賞多数。最新刊に『浅田稔のAI研究道―人工知能はココロを持てるか』(株式会社近代科学社 刊)がある。