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2022.08.03
SDGsにテクノロジーの視点からアプローチ。副学長によるアクティブラーニングがスタート。
新しい大学制度として誕生した本学では、従来の大学制度では難しかった丁寧かつ実践的な少人数教育を実現し、カリキュラムとは別の視点での多様な学びの機会があります。
今回、学年を超えて1年生から参加する、浅田稔副学長による「浅田創成塾」がスタートしました。
“AI×ロボット工学” 研究の世界的権威でもある浅田副学長が講師をつとめ、様々な分野の研究や最新動向、更に分野を超えた社会実問題の認識や対応に関するアクティブラーニングです。グループディスカッションやディベート、グループワークなどを通じて、教養、知識などの獲得に加え、推論、論理的思考、表現、コミュニケーション等の各種能力を磨きます。
第1回は、浅田副学長が、「持続可能な開発目標(SDGs)」の概要から2030年を年限とする17の国際目標や現在の日本の達成度まで、研究資料や各国事例をもとに説明しました。その後、学生たちが積極的に感想や意見を述べ、浅田副学長とのディスカッションがなされる場面も。
今後、学生たちは課題解決策を検討してプレゼンも行う予定です。日本のみならず世界の課題に意識を向け、社会に貢献できる力を養っていきます。
副学長 教授
浅田 稔 Minoru Asada
大阪大学 大学院基礎工学研究科 物理系専攻(後期課程) 修了。工学博士。大阪大学工学部教授、同大学院工学研究科知能・機能創成工学専攻教授を経て、大阪大学先導的学際研究機構の共生知能システム研究センター特任教授でセンターの拠点戦略顧問を務める。日本赤ちゃん学会副理事長、ロボカップ日本委員会理事、ロボカップ国際委員会プレジデント、日本ロボット学会会長などを歴任。認知発達ロボティクスの世界的な第一人者。IEEE/RSJ IROS‐92 Best Paper Award、日本ロボット学会論文賞、文部科学大臣賞・科学技術普及啓発功績者賞、立石賞功績賞など、受賞多数。最新刊に『浅田稔のAI研究道―人工知能はココロを持てるか』(株式会社近代科学社 刊)がある。