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2023.04.24
アメリカトップクラスのJohns Hopkins大学Whiting School of EngineeringのLarry NAGAHARA副学部長が本学を訪問されました
アメリカJohns Hopkins大学Whiting School of EngineeringのLarry NAGAHARA副学部長が本学を訪問され、教員や学生との意見交換が行われました。
Johns Hopkins大学はアメリカ最難関大学の一つで、マサチューセッツ工科大学(MIT)、ハーバード大学に並ぶ名門大学です。
味戸学部長から本学の特長である“Designer in Society(社会とともにあるデザイナー)”、PBLを中心としたカリキュラム、実務家教員による実践的な教育の説明がされました。それに続き、任天堂出身の今村教授からは、これまで手掛けてきた数々のゲーム作品や新作漫画の解説などがあり、またALIZADEH助教からは、メタバースを使った英語教育研究の発表がありました。また、英語サークルの学生を中心としたメンバー6人からは、趣味、就きたい仕事、将来の夢などを含んだ自己紹介プレゼンがあり、NAGAHARA副学部長からの質問に英語で積極的に答えていました。
引き続いて、NAGAHARA副学部長からJohns Hopkins大学に関する「Striving toward Preeminence(優位性への努力)」と題する講演があり、大学の特長、教育理念とともに企業などとの共同研究を積極的に進めていることなどが説明されました。
コロナなど感染症の研究の拠点であり、Federal research funding(連邦研究資金)の配算額が全米1位であること、AI分野でAmazonと提携をしていて人の感情に合わせた商品やサービスの提供を研究していること、また、ゲームをガンの治療に役立てる研究やAIを使った感染症の予測の研究などが紹介。ゲームと医学との研究は重要性が増すとの議論が今村教授とあり、盛り上がりました。
最後に、「Education for Growth of “Designer in Society” for Technology and Science(技術と科学のための“社会とともにあるデザイナー”を成長させるための教育)」と題したパネル討論が、本学教員と学生を交えて行われました。Johns Hopkins大学では「Hopkins engineering is creating better future (ホプキンス学生の工学はより良い未来を創造する)」とのコンセプトであり、本学の“Designer in Society”との共通点が見出されました。
【Johns Hopkins大学・本学(IPUT OSAKA)の共通点】
1. クリエイティブな生活はデザイン思考が導く。
2. エンジニアとクリエーターの共通部分が“Designer in Society”ではないか。
3. デザイン思考は異分野の人が、同じ部屋で議論をする必要がある。
4. クリエーターは特定の深い知識と浅く広い知識が必要。
5.ゲームは医学や工学との無限の組み合わせがあり、IPUT OSAKAで有効に活用すべき。
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