株式会社NTT DXパートナーと連携する「地域共創デザイン実習」で、中間プレゼンテーションを実施しました
産業界や社会と連携したカリキュラムの中、今年度も、企業・団体と連携し2年生の学生たちがテクノロジーを駆使した課題解決に取り組むPBL(Project Based Learning・課題解決型学習)型のプロジェクト実習「地域共創デザイン実習」がスタートしています。
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その1つ、株式会社NTT DXパートナーと連携して実習を行う学生たちは、新潟県上越市が目指す「大勢の来訪者が年間を通して楽しめるまち」を実現するという課題に、3つのチームに分かれて市内の3つのエリアのテーマに取り組んでいます。
■3つのチームのテーマ
雁木町屋や寺町等の歴史や雪国文化を感じることができる街並みを継承し、来訪者・居住者にとって魅力的なまちをつくろう!
<Mission 2 in 直江津エリア>
上越リアル鉄道博物館プロジェクトや水族博物館のある港町の直江津を来訪者が年間を通して楽しめるまちにしよう!
<Mission 3 in 春日山エリア>
上杉謙信公ゆかりの春日山城を本格的な観光地にして通年来訪者を増やそう!
5月には新潟県上越市でのフィールドワークを実施。その後各チームは、フィールドワークをはじめ課題解決に向けて収集した情報を分析、原因解明の考察を得て、テクノロジーを駆使した課題解決案に取り組んでいます。
※フィールドワークの様子はコチラ
今回、中間報告としてのプレゼンテーションを実施しました。
発表前には、株式会社NTT DXパートナーのメンターの方々、藤井教授と、きめ細やかな最終確認の調整を行っていました。
発表では、情報工学科とデジタルエンタテインメント学科の学生たちが一緒になった各チームは、それぞれの学科の強みを活かし、AI活用、SNS、PV動画、VTuber、ARゲームなど、様々なソリューションを提案しました。
株式会社NTT DXパートナーの社員の方々をはじめ代表取締役 長谷部豊氏も来校され、また、新潟県上越市からは小田基史副市長や担当部門の方がオンラインで参加されました。学生たちの発表に対するフィードバックとして実装に向けた鋭い質問が飛ぶ画面もあり、技術的なアドバイスも頂戴しました。
また、発表終了後、長谷部氏からは、「東京国際工科専門職大学の学生の皆さんは、コンテンツやアプリケーションをつくる力があるので、他の大学の学生さんともプロジェクトをすることがありますが、進むスピードが速いと感じます」とのコメントもいただきました。
小田副市長からは、「実際に上越市にも来られ、客観的な評価がしっかりしていると感じました。最先端のことを学ばれている学生の皆さんの知識や技術、アイディアなどを取り入れることができればと考えているので、最終発表を期待しています」とのコメントもいただきました。
今回のフィードバックを踏まえ、学生たちはさらにブラッシュアップしながらプロジェクトを進め、最終発表に臨みます。どのようなソリューションになるか楽しみです!
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