実務とつながる実践カリキュラムを実現した本学では、各界のスペシャリストやパイオニアによる特別講義によって、世界や企業の最前線を学ぶ機会があります。

今回、日本電信電話株式会社（NTT）ソフトウェアイノベーションセンタ企画部長の田中裕之氏を特別講師にお迎えし、情報工学科１年生の学生たちに向けて、「企業の現場から見たIoTをめぐる動向」をテーマに特別講義を実施しました。

学生たちも「活躍されている研究者、有名企業のエンジニアの講義が受けられ、楽しみにしています」と講義開始を待っていました。

NTTソフトウェアイノベーションセンタはITのプロフェッショナル技術者によって構成され、革新的で実用的なソフトウェアにより新たな価値を創出し、社会の変革にチャレンジしている機関です。

田中氏は、1年生にも伝わりやすいよう、身のまわりの実生活や各業界での実例を用いて、業界そして日本電信電話株式会社（NTT）の最前線での取り組みを紹介。技術がますます進化する中で、今後の展望やクリアすべき課題などについても解説されました。
国内だけではなく海外事例も用いられ、IoT化のグルーバルな動向も捉えることができました。

また、講義後には、時間内ではおさまりきらなかった質問に対する個別対応の場も設けられ、丁寧に教えてくださる田中氏から、学生たちは将来の活躍につながる学びや情報を積極的に得ていました。

これからの時代に活躍するデジタル人材へと成長していく学生たちにとって、実社会で起きているデジタル技術の活用やIoT化の実状・課題・将来を実感できる貴重な特別講義となりました。