2024.02.27
ソフトバンク株式会社 コーポレート統括 人事本部 小野彰久氏による特別講義を実施しました
実務とつながる実践カリキュラムを実現した東京国際工科専門職大学では、各界のスペシャリストやパイオニアによる特別講義によって、世界や企業の最前線を学ぶ機会があります。
今回、ソフトバンク株式会社よりコーポレート統括 人事本部の小野彰久氏を特別講師にお迎えし、「IT業界、DXの現状とソフトバンクの取り組み」をテーマにオンライン特別講義を実施しました。
ソフトバンク株式会社は、通信事業を基盤に様々な産業分野で最新技術を活用したサービスを提供している企業です。これまでの通信事業に加え、コロナ禍では企業のデジタル化に貢献したり、2022年度にはキャッシュレス決済サービスを提供するPayPay株式会社を子会社化して金融事業を新設したりするなど、あらゆる分野で大きく成長し続けています。
そして小野彰久氏は、2013年に大手印刷会社へ就職したのち、大手人材会社への転職を経て2021年にソフトバンク株式会社に入社されました。
2.ソフトバンクの紹介
3.IT業界で求められる人物像、今からできること
今回の特別講義では、IT(情報技術)が私たちの生活の様々な面から支えており、今後もITが活躍する場はますます増えるとお話いただきました。しかし、世の中では、DX(デジタルトランスフォーメーション)推進を掲げる企業が1年で4.6倍になってはいるものの、取り組みが進んでいるのは45%と半分にも満たないという現状。デジタルやITは、企業だけでなく国の競争力にも影響する分野なので、国をあげて促進させる必要があると解説されていました。
そんな中、ソフトバンク株式会社は最先端テクノロジーをリードするテクノロジーカンパニーとして日本のデジタル化を促進させるべく、様々な事業を展開させようとしています。
世界最大級のユーザータッチポイントを持つソフトバンク株式会社では、保有するビッグデータを活用して世界動向やマーケティングを探り、PayPayのようなヒットサービスを開発できたとエピソードをお話してくださいました。
その他身近な例として、本社ビルの空調設定をデータを活用してスマート化することで、電気使用量を30~40%ダウンさせることができた話もありました。
世界的にコロナが流行したり、価値観が多様化したりするなど目まぐるしく変化していく現代において、ソフトバンク株式会社は次世代社会のインフラを開発し社会課題を解決していく企業として、変化と挑戦を続けてきました。
加えて小野氏は、自身のこれまでの経験から、学生たちへ就職活動や就職後についてアドバイスもしてくださいました。テクノロジーを活用して社会課題解決を目指す学生たちにとって、今後の成長の糧となる貴重な特別講義となりました。
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