企業内実習のおかげで、ロボット制作の理想の会社に出会えた
― 未来をつくるデジタル人材へ ―
希望を叶え内定の決まった学生たちの、本学に入学した理由や大学生活、就職活動の様子、将来の目標など、リアルな声を紹介します。
内定先:株式会社クフウシヤ(工夫舎)
先生との距離が近く、いつでも相談ができる安心感
Q. 東京国際工科専門職大学を選んだ決め手を教えてください。
専門的な内容を1年生のうちから学べ、かつ実践に活かせると聞いて、東京国際工科専門職大学に興味を持っていました。また、2年生から始まる本格的な企業内実習では、働く上で必要なスキルを早い時期から身につけられるので他の大学の学生よりも自分の強みを増やせると思い、入学を決めました。
Q. 入学してみてどうでしたか?
先生との距離が近いことに驚きました。先生方と関わる機会が多いため、先生方を身近に感じ、困ったときに相談しやすいです。また、同級生にはアニメやゲーム、音楽が好きな人が多く、好きな作品などの情報を交換し合っています。
何よりロボット開発の機材を自分で揃えるのは大変なので、大学に設備が揃っていてそれらを自由に使えるのはとてもありがたいです。
知識ゼロ、技術ゼロから成長できた4年間
Q. 本学で学んでよかったことは?
この大学のカリキュラムはPBL(課題解決型学習)が中心のため、様々な授業でグループワークを実施します。円滑に進めるために「チーム内で目標を確認し合う」「進捗報告を必ず1日に1回以上はする」などを意識して活動していたことでコミュニケーション能力が培われ、社会に出てからも役立つ能力を身につけることができました。
Q. 4年間で成長できたと実感することは?
高校は普通科を出ており、大学に入学するまではロボット制作をしたことが全くなかったのですが、産業用ロボットの操作や3Dプリンターでの部品の作成、そしてロボットの設計から制作までできるようになりました。
授業外でも先生方が学生のやりたいことをサポート
Q. 就職活動はどうでしたか?
大学3年生の頃、放課後に開催されていたロボット開発コースの水上先生の勉強会「roomba道場」に参加していました。その時ROS(Robot Operating System)を学んでいたことが、就職先の会社に実習に行くきっかけとなりました。授業外でも先生方が学生のやりたいことをサポートしてくれるので、新しいことに挑戦しやすかったです。
Q. キャリアセンターのサポートで役に立ったことは?
企業が大学に来て会社や仕事内容について話してくださる説明会がありました。そのおかげで仕事へのイメージを具体化できたのが助かりました。
Q. 内定先は、もともと企業内実習先だったそうですね。
実習先の企業から声をかけていただき、内定になりました。ロボットづくりを仕事にしたかったので大変嬉しかったです。
また、社内の雰囲気が大変よく、部屋の中に沢山のロボットがあり、社員の皆さんが楽しそうにロボットづくりに励んでいるのを実習の時に見ていたので就職を即決断しました。自分が理想とする会社に出会えて良かったです。
夢は自分がデザインしたロボットでみんなを笑顔にすること
Q. 就職後の意気込みは?
設計やプログラムなど、ロボット作りに必要な全ての工程ができるようになりたいです。プログラミングや機械設計の技術がまだまだ足りないので、これからもロボット一体一体に向き合って腕を磨いていきたいです。
失敗や後悔があるほど、学べるものだって大きい
Q. 本学へ入学する人へのメッセージをお願いします。
早くから専門知識に触れたい人や、実践型で学びたい人に東京国際工科専門職大学はお勧めです。高校で文系、理系のどちらを選択していても関係なく学べますが、数学は数Ⅲまで触れておくといいと思います。現時点で苦手な人は、入学後に数学の補講もあるので、安心してください。入学前に数学の知識を少しずつ身につけておくと授業への理解度が高まります。
Q. 在学生へのメッセージ
課題に追われて苦しかったり、チーム作業が辛かったりなど、全然思った通りにできないと悩んでいる人もいるかもしれません。実際、私も沢山悩み、失敗もしました。正直、何の障がいにもぶつからなかったことなんてないです。
しかし “あの時ああしておけばよかった”、“自分にこんな力があれば” などの後悔自体が成長に繋がる学びだと思います。あまり肩に力を入れず、できることからやってみてください。そして、知識や経験がなくとも興味や関心があることにはぜひどんどん挑戦してみてください。
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