株式会社セガ グローバルコーポレート統括本部 高橋容子氏による特別講義を実施しました
実務とつながる実践カリキュラムを実現した本学では、各界のスペシャリストやパイオニアによる特別講義によって、世界や企業の最前線を学ぶ機会があります。
今回、株式会社セガよりグローバルコーポレート統括本部 コーポレート本部 人事部新卒採用課 課長 高橋容子氏をお迎えし、デジタルエンタテインメント学科3年生の学生を対象に、特別講義を実施しました。
株式会社セガを筆頭とするセガグループは、『ソニック』『ぷよぷよ』『Virtua Fighter esports』などの世界的ヒットのゲームコンテンツ等を手がけるコンシューマ事業から、アミューズメント事業、TOY事業、アニメ・映像事業まで、総合エンタテインメント企業グループとしてグローバル展開をしています。
今回の講義では、「グローバルに届ける感動体験」をテーマにお話しいただきました。
■主な項目
・セガグループの紹介
・ゲーム業界でのモノづくりについて
・グローバルに届ける醍醐味とは
・就活に向けてのアドバイス
世界的に大きく成長を続けるゲーム市場についての説明がありました。2026年には、プレイヤー人口は38億人に、市場規模は30兆円になるといわれ、DXの進展によってデバイスや国境などの垣根を越えて、ゲームの楽しみ方が変わり、さらなる発展が予測されるとのこと。そうした中、セガでは世界各地域に開発スタジオや販売拠点を持つグローバル環境を整え、開発人員数は、欧州は約1200名、北米は約100名、日本およびアジアでは約2300名にも及ぶとお話がありました。
また、ゲーム業界での様々な仕事について、ゲームプランナー、プログラマ、デザイナー、技術職、サウンド、ディレクター、プロデューサー、総合職などの実例をあげて役割や実務内容のポイントを説明くださいました。
そして、グローバルに届ける醍醐味をお話しされる中、セガが求める人材、エンタテインメント業界でグローバルに活躍できる人材の素養として、
・エンタテインメント、ゲームビジネスへの興味・関心
・ゲームを世界中に届けたい、自ら事業を進め発展させていきたいというビジネスマインド
・挑戦意欲、未知への好奇心
・語学力、異国・異文化への適応力
が大切とのお話もありました。
最後には、高橋氏が実際に新卒採用に携わっておられるご経験をもとに就職活動に向けてのアドバイスを具体的に示してくださり、デジタルエンタテインメント学科の学生たちは真剣な眼差しで聴き入っていました。
講義後の質疑応答では活発なやり取りもあり、学生たちは将来的なキャリアビジョンとそこに至るプロセスを描くことができる貴重な特別講義となりました。
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