2020.08.21
元・人工知能学会会長、東京大学大学院・堀浩一教授の特別講義を開催しました
新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、本学では ビデオ会議アプリ「Zoom(ズーム)」を活用したオンライン授業を実施しています。
今回は、東京大学大学院工学系研究科 航空宇宙工学専攻 知能工学研究室の堀浩一教授をお迎えし、情報工学科の学生を対象にリモートでの特別講義を開催しました。堀教授は、人工知能を中心とした情報処理システムを専門とされており、人工知能学会の会長も務めていらっしゃいました。
講義では、ご自身のこれまでの人工知能研究についてご紹介いただきました。
「未来は予測するものではなく、つくるもの。どんな社会をつくりたいか?答えは1つではなく、多元的であってほしい」というメッセージもあり、将来、自らのアイディアで新たな価値やサービスをつくっていく学生たちにとって貴重な学びとなりました。
これからも本学での学びを通して、社会課題を解決するシステムやサービス、製品を生み出すために、必要な知識・技術を身につけていきましょう。
東京大学大学院工学系研究科 航空宇宙工学専攻 知能工学研究室
堀浩一 教授
1979年東京大学工学部電子工学科卒業。1984年同大学院博士課程修了。工学博士。1984年国立大学共同利用機関国文学研究資料館助手。1986年同助教授。1988年東京大学先端科学技術研究センター助教授。1997年東京大学大学院工学系研究科教授、現在に至る。この間、1989年9月−1990年1月仏国コンピエーニュ大学客員助教授。現在、工学系研究科航空宇宙工学専攻に所属。2015年4月より2018年3月まで東京大学附属図書館副館長を兼務。2017年より2020年まで理化学研究所革新知能統合研究センター「創造活動支援における人工知能倫理チーム」チームリーダーを兼務。 人工知能を中心とした情報処理システムの基礎から応用にわたる広範囲の研究・教育に 従事。人工知能学会、日本認知科学会、ACM、各会員。2008年-2010年人工知能学会会長。2010年-2018年人工知能学会顧問。