2021.04.27
「機動戦士ガンダム 戦場の絆」「アイドルマスター」などを生み出した、小山順一朗氏によるオンライン特別講義が実施されました
産業界と連携して実践教育を重視する本学では、各界のエキスパートから直接学べる機会が多くあります。「Society5.0」「5G」……進化する時代に活躍できる人材を育成するため、今までにない“新大学”カリキュラムです。
このたび、「機動戦士ガンダム 戦場の絆」「アイドルマスター」「太鼓の達人」など数多くのゲーム開発を手掛け、また、体験型アミューズメント施設「VR ZONE」のプロデューサーでも有名な小山順一朗氏(株式会社バンダイナムコアミューズメント)をお迎えし、オンラインにて特別講義を開催しました。
メカニックエンジニアからキャリアをスタートし、企画職、プロデューサーまで幅広い仕事をされている小山氏。
講義では、数々のゲーム作品やプロジェクトの実例を紹介しながら、モノづくりの考え方、新しいサービスやコンテンツの立上げ方、ヒットする作品を生み出すコツなど、業界の第一線で活躍し続けるプロの貴重な経験をお話しいただきました。
小山氏が常に重視するのが、【商品コンセプト=アイディア+ベネフィット】(C=I+B)という公式。「商品コンセプト」の意味は「買う前に買わせる力」と説明し、また、売れる商品コンセプトをつくり出すには、「○○できます」という「ベネフィット」(=その商品を使用することで得られる利便性や満足感)が特に大事だということです。
その後も実際の商品開発の過程をくわしく話しながら、将来デジタルコンテンツ業界で仕事をするための大切なアドバイスをしてくださいました。終了後、学生たちからもっと話をお聞きしたいという声が多数上がるほど、小山氏の人間的魅力と高い仕事力に基づく講義は、面白く興味深い内容でした。