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東京eスポーツフェスタに小野憲史ゼミが出展、文部科学大臣が視察

デジタルエンタテインメント学科 小野憲史

TOKYO Eスポーツフェスタ
出展・視察の様子
写真左:小野憲史/写真右:あべ俊子文部科学大臣

2025年1月10日から12日の期間、東京ビッグサイトにてeスポーツの祭典「東京eスポーツフェスタ2025」(主催:東京eスポーツフェスタ実行委員会)が開催され、本学の小野憲史ゼミが出展しました。第6回目を迎えた同イベントは、eスポーツの普及と関連産業振興を目的として東京都等が主催し、eスポーツの競技大会、関連産業展示会、体験・学習等の企画を実施するもので、同イベントに来場されたあべ俊子文部科学大臣が本学のブースにも立ち寄られました。

小野講師は、雑誌『ゲーム批評」編集長などを経て、ゲーム教育ジャーナリストとして20年以上に渡り、さまざまな取材を続けてきた業界の第一人者。本学では、ゲームをはじめとしたデジタルコンテンツを活用して、社会課題を解決できる人材の育成に注力しています。デジタルエンタテインメント学科の学生が所属するゼミでは、健常者も障がい者も共に楽しめるユニバーサルeスポーツゲームの研究開発を進めており、会場では筋ジストロフィーの入院患者と共同開発したゲーム群や、研究成果の展示を行いました。小野講師はこれらの成果や、本学の特徴でもある隣地実務実習を通して学生が開発したゲームの社会実装を進めており、社会福祉施設や学童保育などで活用されています。文部科学大臣のあべ俊子氏は、小野講師とゲームの教育的な可能性について意見交換をしました。

今回の出展は、小野ゼミの研究するユニバーサルeスポーツの可能性を広く社会に発信する貴重な機会となりました。


デジタルエンタテインメント学科 講師
小野憲史
 Kenji Ono

関西大学 社会学部社会学科 卒業。雑誌「ゲーム批評」編集長などを経て、現在フリーのゲーム教育ジャーナリストとして活動。NPO法人国際ゲーム開発者協会(IGDA)の活動にも古くから参加し、日本支部のNPO化に貢献した。同法人の初代理事長を務め、現在も名誉理事・事務局長として運営に関わる。専門学校・大学院の講師として「ゲームデザイン」「ライティング」「編集」なども指導している。主な共著に『シリアスゲーム』(コロナ社)。主な連載に「小野憲史のゲーム時評」(まんたんWEB)など。

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